【感想】刑事群像

香納諒一 / 講談社
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • haji07-2016

    haji07-2016

    1月-6。3.0点。
    贄の夜会の大河内刑事シリーズ(シリーズだったのか)。
    経営コンサルタントの女性が殺害される。殺害後、全裸で放置と酷い姿。
    男女関係か、以前の詐欺事件の絡みなのか、捜査。
    渋い感じの警察もの。群像は元刑事のことかな。
    途中、中だるみ感があった。次作も期待。
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    投稿日:2016.01.19

  • youkeypp

    youkeypp

     謎解きの重層性は、とても素晴らしい。
     ただ一つの疑問は、二つのシリーズが合体する必要性が、どれくらいあったのか?

    投稿日:2015.10.14

  • reso100

    reso100

    殺害され全裸で道路脇に放置された坂上実咲.捜査に当たる大河内,渡辺,庄野たち.奔放な実咲に関連する数名が捜査線上に上がるが,調べていくうちに3年前の事件との関連が出てきて捜査が展開する.元警官の沢崎も絡む.あまりにも多くの登場人物なので,メモを取りながら読み進めた.被害者の部屋に容疑者と息子を集めて,謎を解明する場面が秀逸.実咲が3年前に絡んだ殺人に関連して,意外な事実が明らかになる最後の場面も良い.しっかり楽しめた.続きを読む

    投稿日:2015.10.08

  • みかりん

    みかりん

    警視庁捜査一課シリーズ、大河内率いる小林班と庄野率いる中本班のタッグ。

    「贄の夜会」等で活躍する大河内チームと「刹那の街角」で活躍する庄野チームが一緒に読めるなんて、何て私得。と言っても、既出の作品を読む必要はなく、今作は単独で読むことが出来ます。二班の合同捜査になっても、子供の喧嘩のような変なバチバチ感は少なく(ないわけではない)、ストレスなく読めて良かった。そういうお約束みたいな足の引っ張り合いの展開ってよくあるだけに、大事なポイントだと思う。そして、個々の捜査員による地道な捜査。一人の変人刑事による卓越した推理とかではなくて(そういうのもアリだけど)、捜査の積み重ねで得た事実の一つ一つから何重にも絡まった事件の真相を解きほぐしていく展開はリアルがあって、これぞ香納作品における警察小説だと思った。続きを読む

    投稿日:2015.08.26

  • sunotake

    sunotake

    二人の刑事、大河内・庄野が別の作品にそれぞれ出ているらしい。
    香納作品の読者ではあるが、かなり昔に読んだので覚えていない。それを知らなくても作品は独立していて問題はない。
    事件を細やかに丁寧に捜査、推理、検証していく内容は自分に合っていて、読んでいて面白い。
    ただ、高級なマンションのセキュリティには説得力がやや欠けて残念だが、それを若い刑事が見つけて、それを褒めるべきか。
    続きを読む

    投稿日:2015.07.07

  • chigasaki0073

    chigasaki0073

    二年前のプライベートバンカー殺人と、路上で発見された全裸女性遺体と、階段から突き落とされた元刑事の事件等を、
    捜査一課の二つの班が合同で追う。
    二重、三重にもつれた糸がみごとに解決していく。
    事件それぞれに、強い犯行動機があったようです。
    全裸女性が住んでいたマンションは、コンシェルジュが常駐している高級マンションですが、残念ながらセキュリティーが脆弱でした。
    セキュリティーが高いマンションだったら事件の展開は大きく変わったはず。
    続きを読む

    投稿日:2015.03.16

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