語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~

石黒圭 / 光文社新書
(28件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • もちこ

    もちこ

    語彙力のある人=「文脈に合わせて適切な語を選択する力を持った人」である。
    この本では、語彙力を量と質の両面から強化する22の方法を紹介してくれる。

    様々な題材や例を挙げながら、色々な観点から分かりやすく解説してくれて読みやすかった。
    語彙は本を読むだけではなく、普段ふと耳にする街の人々の会話や、子供との会話でも新しい発見があるし、もっと周りの世界に目を向けてみると新しい発見がありそうだった。


    【内容】
    第一章では語彙についての基礎知識として、
    ⑴語彙について考える
    ⑵理解語彙と使用語彙

    第二章では語彙の「量」を増やす
    ⑴類義語を考える
    ⑵対義語を考える
    ⑶上位語と下位語を考える
    ⑷語種を考える
    ⑸文字種を考える
    ⑹書き言葉を考える
    ⑺専門語を考える
    ⑻方言を考える
    ⑼新語と古語を考える
    ⑽実物を考える
    (11)語構成を考える

    第三章では語彙の「質」を高める
    ⑴誤用を回避する
    ⑵重複と不足を解消する
    ⑶連語の相性に注意する
    ⑷語感のズレを調整する
    ⑸語を適切に置き換える
    ⑹語の社会性を考慮する
    ⑺多義語のあいまいさを管理する
    ⑻異なる立場を想定する
    ⑼語の感性を研ぎ澄ませる
    ⑽相手の気持ちに配慮する
    (11)心に届く言葉を選択する


    インターネットが普及した現在では、過剰な強い言葉が好んで使われ、人目を惹きつけられれば何を言ってもいいというインパクト至上主義に陥りがちである。
    そういった時代背景がある上で、本書では語彙の「量」と「質」に注目しながら「人の心に届く適切な言葉選び」が出来るように優しく教えてくれます。

    語彙力を高めたいけれど、どうしたらいいか分からない、そんな人にオススメの一冊。
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    投稿日:2020.08.01

  • tamako

    tamako

    最近、適切な言葉が浮かばないことが増えてきたので読んでみた。
    語彙に関する総合的な説明と、語彙を増やし文脈に合わせて適切に使いこなすためのメソッドが箇条書きで書かれていて、わかりやすい。
    一つの言葉から類義語、対義語、語種(和語、漢語、外来語)などを考えるだけで広がってゆく言葉の世界は面白い。
    しかし著者が誤用としてあげた例文の中に、個人的には違和感のないものがけっこうあったので、自分のアバウトな語彙力にちょっとへこんだ。
    続きを読む

    投稿日:2019.10.18

  • missing1973

    missing1973

    この本は、語彙力を鍛えるためのトレーニング方法について記したものです。
    そもそも語彙力は、思考力のもととなる言語力の基礎となる部分であり、語彙力を鍛えることで、学力が向上し、就活が有利になり、またアフィリエイト等で集客のためにも必須となるもの、だそうです。

    ・語彙力を増やす方法 11個
     類義語、対義語、上位語・下位語、語種、文字種等を考える

    ・語彙力の質を高める方法 11個
     御用を回避、重複・不足の解消、連語の相性、語感のズレ、適切な置き換え、など

    実際にやってみると効果はありそうですね。
    続きを読む

    投稿日:2019.09.01

  • higetan

    higetan

    語彙が豊富なほうが賢く見える。「語彙力=語彙の量×語彙の質」と考え,量(語彙知識)を増やし,質(精度の高い語彙運用)を高める為の心がけ・トレーニングを披露。結語として「立て板に水のごとく流れでる言葉は,一見美しく見えますが,そこには力がありません。(…)迷い,悩み,ためらうなかから出てくる言葉こそが,真に力のあるものになる」とあるように,相手の心に届く言葉を選択するという心がけが大事とも。日本語(言葉)に興味のある向きには挙げられた例のなかに色々と新発見があることでしょう。「いわゆる」と「いわば」の区別(p.135)は難しい。続きを読む

    投稿日:2019.04.08

  • ごろん

    ごろん

    おもしろい読み物でした。タイトルから期待したの勉強方法とはちょっと異なりましたが、日常のなかの言葉にアンテナを立てることが重要だと感じました。
    最も興味深かったのは冒頭の「語彙とは意味のネットワークでつながった言葉のリスト」という定義。単に単語数を持っていることに意味があるわけではないですね。続きを読む

    投稿日:2019.04.05

  • stanesby

    stanesby

    トレーニングという副題からイメージされる勉強本ではない。

    理解せずともパターンとして覚えれば良いというのではなく、言葉の持つ意味や色を概念的に説明してくれる。



    投稿日:2019.04.01

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