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森博嗣, ささきすばる / 講談社文庫 (41件のレビュー)
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総合評価:
cozycozy
詩のようなダークで美しいショートショート
森博嗣の詩のようなショートショート。印象的な挿絵と、それぞれが独立したようなどこか繋がっているかのような、ぞくぞくぞわぞわざわざわする世界観。『「似合う?」なんてきかれると、「似合うよ」としか答えられ…ないのが男性の力学だから、…』ぞわぞわする文章は他にたくさんあるけども、どこか森博嗣的なこの感じがいい。続きを読む
投稿日:2017.06.24
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えり
復習は、また今度。 再読後、浮き沈み、建て壊れを繰り返し、何かが連鎖していく。 何かなくてはならない自分の輪郭をなぞるような気もする。 1回目は図書館で借りたもの、 2回目は購入後 何かが違う気が…する。 自分は危ういのだろうか。こんな本を読むなんて。続きを読む
投稿日:2021.06.23
夢追人009
ささきすばるさんと森博嗣さん夫妻のコラボによる大人向けに書かれたミニ絵本です。うーん、さだまさしさんの笑える血液型の歌「恋愛症候群」ではありませんが、それぞれにO型とB型のお二方の性格・感性がA型の私…には少し合わない嫌いがあったのかも知れません。徹底的に暗いという程ではないのですが、でもとてもご陽気とは言い難いダークな雰囲気が全編を覆っているのですね。通り一遍の結末やオチではなく読者の感性に訴え掛けて考えさせるガチガチでなくゆる目の締め方は新鮮で良いのですが、不気味な絵と時折の死の影に気が滅入りましたね。続きを読む
投稿日:2019.03.25
夢色
【あらすじ】 一度しか読むことができない物語を旅する悪戯王子と猫。彼らが出逢う20の物語は、ときには優しくときには残酷、ロマンティックでしかもリアリスティック。無垢と頽廃を同時に内在する、ささきすばる…のイラストと、詩的な森博嗣の文章とが呼応し、次々と展開するイメージ。観念の世界を揺蕩(たゆた)う大人のための絵本。 【感想】続きを読む
投稿日:2018.03.13
tonveri
20の物語が掲載されている、ささきすばるとの共著の絵本。物語に共通する点は無く、最大で6ページで一話が完結する構成となっている。 絵本と聞くと、こども向けの作品かと感じるかもしれないが、内容は大人向…け。 ブラックユーモア、神秘的な内容ありと90ページほどの短い本だが、とても面白い内容であった。続きを読む
投稿日:2016.05.10
ariel
大人の絵本というコンセプトに惹かれました。 ささきすばるさんの絵が素敵で森博嗣さんの詩みたいに感じる独特の世界観があります。 泡の連絡、奇遇、クリスマスイブが好きです。
投稿日:2015.09.08
無夜
このレビューはネタバレを含みます
図書館から借りました 短編集。ファンタジー。 題名は、王子と猫が一回しか読めない物語を旅する、という設定から。 イラストは、シャボン玉のような、メタリックのような、絵が多い。 この中で、一番は、「クリスマスイブ」。 電車で読んでて、目頭が熱くなった。 猫が人間の子に生まれてくる。クリスマスイブに死んでしまって、彼は初めてのプレゼントの中身が知りたくて仕方ない。 神様が許してくれたので、中を見ると。 猫のぬいぐるみが入っていたのだった。 子猫のぬいぐるみは、子供を失った両親のうでに抱かれることだろうと思って、猫はほっとする。 なんか、涙腺開放ツボ直撃でした。
投稿日:2015.04.09
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