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松沢成文 / PHP新書 (6件のレビュー)
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nogeikuzo
二宮尊徳といえば、名前だけはよく知られている人物ながら、「銅像の人」「勤勉・苦学の人」くらいのイメージしかなかった。 報徳思想が多くの人に影響を与えたり、財政再建で実績を残したりといった部分は確かに…凄い。しかし、個人的に感銘を受けたのは、実務家として民衆を動かす手腕に優れていた点だ。 人々を動かすには、人的魅力(か恐怖)に頼るケースも多いが、尊徳の場合は人望に加えて、やる気を引き出す技術に優れていたようだ。いま風にいう「ナッジ」の要素も入っていたりして。 「経済を伴わない道徳は戯言であり、道徳を伴わない経済は罪悪である」という「道徳経済一元論」は今でも通用するというか、今こそ大事にしたい考え方だ。 「立派な墓なんて残すんじゃない」みたいなことを遺言として残したのに、あちこちに墓ができたり、日本中に銅像ができたのは本人にも想定外だったのかも。私にとっての想定外は著者だったけど 笑。続きを読む
投稿日:2021.04.03
ghostrider
元衆議院議員,元神奈川県知事として地元の偉人には深い思い入れがある。現代に通用する,世界に通用する二宮尊徳の思想を知って欲しいという願いが溢れている。二宮尊徳の仕事や思想については代表的なものが紹介さ…れている。後半は二宮尊徳の思想がどのように伝わったのか,使われたのかなどを実例を示して紹介する。この部分で知識同士が繋がりやすくなるので「教養として」理解が深まる。続きを読む
投稿日:2020.08.31
chickenramen
有名な二宮尊徳が、どのようなことを成し遂げたか、どのような思想があったか等為になる内容が満載であった。特に、最初の改革で尊徳が一度挫折しかかったという人間味のあるエピソードでは、より尊徳に親近感を持つ…ようになった。また、単に思想を説くのではなく、金を貸す相手に薪を5本ではなく3本使える方法を教え、薪を節約する方法を教える等、実生活の工夫による節約等の実践的アドバイスを与えることができる実践家であったことは意外であった。 機会があれば、もう少し尊徳の思想や行ったことを深堀して学びたい。続きを読む
投稿日:2018.10.22
トムソンガゼる
このレビューはネタバレを含みます
二宮金次郎について知りたくて読んだ。 とてもわかりやすく万遍ないので目的にぴったりだった。 県知事が著者というのが意外? 二宮金次郎は神奈川の偉人だからか?もっと神奈川はアピールしたほうが。県民の認知度低いと思う!!笑 博物館にいってみたい。 尊徳以外の人のことにも触れられてるので勉強になる。 本当にこんな立派な人がいたとはすごいなぁ。 どんな人だったのかますます興味が。 あと、出自が貧しくないとなかなか偉人になれないのかな...
投稿日:2018.06.07
noahei
農村における相互扶助の思想の由来の根拠を知ることができた。トヨタ自動車のカイゼンなどが報徳思想に由来していると推察するなど面白い面もあるが、思想の素晴らしさを持ち上げるに固執していたのが少々残念。もう…少し思想から生まれたお金の流れのようなものを詳細に解説して欲しかった。 二宮尊徳の著書、二宮翁夜話を読んだ方が良いかも。続きを読む
投稿日:2018.04.08
守屋佑一
おさらい的な内容。 前から思うけど、大河ドラマにしたら半沢直樹的なかんじで面白そう。当時の金融情勢とか農業情勢詳しく知れるし。
投稿日:2016.04.30
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