【感想】代償

伊岡瞬 / 角川文庫
(350件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
66
166
73
19
6
  • 腹立つ悪意の天才ヤロー…

    直接自分の手を汚さない悪意の天才と、
    その悪意により大切なものを次から
    次へと奪われる弁護士。
    小学生でそんなヤツいねぇよ!とか、
    あんな悪意の天才が終了間際まで
    余裕見せてたのに、あまりにもラストが
    あっけなかったのは残念。
    でも、そこを差し引いても僕的には
    大変面白かった。
    あとほんの一歩←ってとこですが、
    何事も完璧過ぎると、つまらんですからね。
    一騎打ちではなく、結果的に解決したのは
    友達だったけど【笑】
    まぁ、謎解きものは好みじゃない割に、
    この話しは好きだった。
    反吐が出る悪意ヤローに、もっと代償を
    払ってほしかったけど。
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    投稿日:2016.09.08

  • Hulu見てから続きが我慢できず…

    原作もHuluと同じく強烈な吸引力で作品に吸い込まれ、一気に読み終えました。先に数話分ドラマをみていたので、登場人物はドラマの俳優さんのイメージで。
    多少強引な展開や「ん?」と思って読み返してもよくわからないところがありましたが、続きが気になる気持ちが勝ってしまい、途中からは気にならなくなりました。
    読み終えてから、またHuluを見ていますが、それはそれで楽しめています。
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    投稿日:2016.12.09

  • 最後まで止められない

    代官山の蔦屋でお薦めのだったので読んでみました。
    物語の大半はとんでもない奴の邪悪な行為に、精神を痛めつけられる主人公
    が描かれます。うんざりするぐらいです。
    最後は代償を払う訳ですが、想像していたのとは違う最後でしたね。
    紹介された通り最後まで止められない感じで読みきりました。
    続きを読む

    投稿日:2017.02.23

  • 凄い展開

    以前紙ベースで購入したのを失念し、電子書籍にて読み返すことになりました。
    一度読んでいるにも関わらず、展開の凄さ、速さから一気に読み終えました。
    最後まで驚愕の連続です。

    投稿日:2022.07.02

ブクログレビュー

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  • にゃん

    にゃん

    読んでいて気分が悪くなる作品だった。
    どんな代償があるのか気になって最後まで読んだ。
    代償は物足りなかった。

    投稿日:2024.03.29

  • NSFM

    NSFM

    伊岡瞬さんの作品を読んでみようと思い、このアプリで一番登録されていたこちらの「代償」を選択。

    緊張感に似た不穏な空気感が常に漂っているような物語だった。

    物語は2部構成。主人公である圭輔の小学6年生から24歳迄の幼馴染み達也との悲壮の仲合が描かれている。
    この因果とも運命とも感じられる二人の相関がとても忌まわしく、とても苦々しい。

    1部では両親を故意なのか事故なのか分からぬ状況で亡くし、傷心で幼すぎて少ない選択肢の中からいいように強引に他人に踏み込まれるだけの圭輔。
    一方達也はある程度のパワーバランスの地位を築いており、その頃からサイコパスに似た犯罪者特有の色に染まっている。

    物語は終始達也が事件やら問題やらの起点であり、圭輔が自分の不遇の根本に頭を悩ますという展開。
    達也は頭が良く度肝も強く、圭輔も頭はいいのだが肝心の心が弱い。そして幼い。

    2部では成人し圭輔は駆け出しの弁護士として法律事務所で働いている。そこに圭輔名指しで達也から弁護依頼。

    その後は終始達也が嘲笑う様に一歩も二歩も出し抜いてくるのだが、その姿は圭輔もだが読者も気に触り癇に触る。犯罪者や詐欺師特有の軽さと口の上手さ、そういった狡猾さががそう思わせる。
    実体がないとも見えるが自分には達也には温情がないのだろうと感じた。凄く野生動物的でありサイコパスとも少し違うかと感じた。

    「代償」というタイトル、起きてしまった事柄にどう向きあうか?どう自分と折り合うか?
    読む前と読後でこのタイトルに感じていた言葉の意味合いが変わっていることに気付く。

    あいにく自分の近い所に達也みたいな輩はいないので一安心だが、いつどこで逢うかもしれないし、何かのきっかけで誰かがそうならないとも言いきれない。
    自分の目と感性を磨くしかない、自分のために、家族のために、仲間のために、そう考えさせられた。

    続きを読む

    投稿日:2024.03.08

  • さやちゃん

    さやちゃん

    残酷すぎる話で途中で読むのやめようとしたけど早く読んでしまおうの気持ちが勝った
    その残酷さが癖になってゆき、ページを捲る手が止まらなくなった

    投稿日:2024.02.24

  • 毛布

    毛布

    ドキドキハラハラしたくて、スマホで検索してこれを読みました。
    なんか知っている??と思ったら,小栗旬君の映画で見たことがありました。
    原作はこんな感じだったのかー‥
    モラルが違いすぎる人間同士の掛け合いが怖いです。続きを読む

    投稿日:2024.02.20

  • しみず

    しみず

    登場人物の品の無さや悪態っぷりはムカムカしてしまった。主人公に感情が入ってしまうほどのめり込み、2晩で寝不足になりつつもあっという間に読了。こんなに一気読みしたのは久々です。

    投稿日:2024.01.22

  • につ

    につ

    このレビューはネタバレを含みます

    感想
    読んでいてイライラしてきた。寄生虫みたいな金目当ての親戚が主人公の家を荒らし、両親まで殺してノウノウと生活しているなんで吐き気がする。まだ序盤だけど早く逆転の機会が来ないかな。

    最後の9割くらいまで我慢が続いたが、最後の最後にやっと日の目をみた。良かった。

    あらすじ
    小学生の圭輔は親戚という達也が好きではなかった。達也が家に来るようになってから家のお金や母親の下着が無くなることがあった。挙げ句の果てには達也が家に来ている時に、不審火で両親を亡くし、達也の家で奴隷のような生活を送ることになる。

    そんな圭輔は同じ中学で知り合った寿人とその叔父になんとか助けられて、浅沼家から抜け出すことに成功する。時が流れて弁護士になった圭輔のところにある日、達也が強盗致死で拘束され、圭輔のところに弁護士依頼がくる。

    達也はこの後に及んで自分に鉄壁のアリバイを用意し、圭輔を嵌めようとした。圭輔は、寿人と達也の過去について調査を始める。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.14

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