四色問題 どう解かれ何をもたらしたのか

一松信 / ブルーバックス
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • 4色定理に至るまで

    なかなかよいです。4色定理に関わるグラフ論の基礎とコンピューター数学の隆盛の走りの様子が目に浮かぶようです。囲碁、将棋、チェスはコンピューターに負けましたし、実質的に数学もコンピューターとその背後にいる、天才的プログラマに負けることが多くなるでしょう。そして、いずれはプログラマの気づけない盲点から、既に入力された大量の解から正答にたどり着くアルゴリズムの発見も起こることでしょう。人間はコンピューターが掘り出した定理の解説役に過ぎなくなるかもしれません。
    まあ、それはそれとして、4色定理は本当に4色で済むのでしょうか?
    ちょっと手書きで書いてみましたが、すぐに反例が見つかるような…。
    まあ、そんな感じだから、僕のような多数の素人が挑戦しては敗れ去ったのでしょうが。
    ともかく、数学は素晴らしい!
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    投稿日:2016.09.08

ブクログレビュー

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  • bookkeeper2012

    bookkeeper2012

    なんとか読み通すだけは読み通した。序盤戦は数学的な解説のロジックを追いながら読んだのだが、第二章の最後に放電法が出てきたあたりでギブアップ。トポロジーとかぜんぜん無理だし。

    そもそも可約配置だけからなる不可避集合を見つけることがなぜ四色問題の証明になるかという大前提がよくわからん。四色で塗り分けられない地図が「存在しない」ことの証明って。。。可約配置は理解できるのだが、不可避集合がなんのことだかわかっていないのだろう。

    計算機の支援でもってはじめて証明できた問題ということで、もともと1970年代の本であるものの今日的だよなあと思って手に取った記憶があるのだが、やはり手ごわかったです。
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    投稿日:2020.03.01

  • 講談社ブルーバックス

    講談社ブルーバックス

    内容紹介
    数学的証明とは何か

    数学の未解決問題として有名だった四色問題――
    平面上の地図は四色で塗り分けられる――は、
    1976年の夏、イリノイ大学の二人の数学者、
    K・アッペルとW・ハーケンによって解決された。
    しかし、それは計算機による膨大な検証という、
    従来の数学の証明法とは全く異なるものだった。
    四色問題の誕生から最終的解決にいたるまでの
    先人たちの苦闘の歴史を踏まえ、
    計算機に依存した現代の数学的証明の意義を
    あらためて考える

    著者について
    一松 信
    1926年、東京に生まれる。東京大学理学部数学科卒業。東大助教授、立教大学教授、京都大学教授、東京電機大学教授を経て、現在、京都大学名誉教授。理博士。専攻は数学、とくに数値解析。太平洋戦争末期の学徒動員で暗号の解読に携わり、以来、計算機と整数論との関連で公開鍵暗号に関心をもつようになる。著書に『暗号の数理』(ブルーバックス)他多数。
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    投稿日:2016.05.19

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