【感想】ショートタイプコンプレックス

▼あらすじ
誰もが振り返るイケメンの中のイケメン、それが俺、三上亨(24歳)。
完璧ボディの唯一の欠点……それは粗●ン。(ツラい…)
ずっと想い続けているのは、昔からお世話になっている病院の先生。
先…生はもちぷに肌のお子様がお好みらしい。(つまり俺は射程圏外…)
先生好みのルックスになろうと奮闘するがことごとく失敗…。
しかし、千載一遇のチャンスが訪れ――!?(どうなる!?俺&粗末な息子! )

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粗チンをテーマにしたお話は今まで読んだ事がなく、内容が凄く気になったので購入しました。初読みの作家さんです。
短編も2本収録されていますが、話の半分以上は表題作なんで表題作の感想を。

粗チンがテーマという事もあり、笑えるシーン多めで面白かったんですが、今まで読んだ事ないタイプのお話だった、というのが率直な感想でして。
何て言うか、テンションが安定してない…みたいな…。
コメディなのかシリアスなのか、真面目にやってるのかやってないのか良く分からず、読んでいてちょっと不思議な気持になりました(笑)

あと、吃驚したのが先生が受けだった事！
粗チン受けの方が個人的には好みなので「あーそっちかー」と少し残念に思ってしまったのですが、よく見たら本の裏表紙にしっかり“粗チン×ショタコン医者”とCPが記載されていましたね…(笑)
裏表紙とあらすじを全く見てなかったせいで、先生のショタコン設定にも地味に吃驚してしまいましたよ…。だってあの歳、あの顔でドン引きレベルのショタコンなんだもん…(笑)
それでもまだ攻めだったら良かったんですけどね…。
先生には是非とも、粗チンを攻めて欲しかったです。

でも、先述した通り、笑えるシーン多めなのでCPの好みが反対でも最後まで割と楽しく読めました。ち●ぽだのおチンだのおち●こさんだの、こんなにも作中で男性器の名前を連発してる作品もそう無いです(笑)
後はこういうノリの良い作品を書いてるだけあって作者さんのあとがきが面白くて笑えます(笑)
想像していたのとは少し違いましたが絵も綺麗ですし、概ね満足です！続きを読む