【感想】クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

西尾維新 / 講談社文庫
(282件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
64
93
71
19
2
  • なんだかんだ一気に読める

    今や有名な作者ですが、このデビュー作は当時に読んで「なんだこの話は」と感じながら一気に読ませてもらいました。わたしの中のおもしろい作品は、飽きずに一気に読ませる、なのでこれは群を抜いてそれでした。

    投稿日:2023.08.07

  • 若い時でないと読めないだろうし若ければ読めるという訳でもない

    何と言うか、私が西尾維新を嫌いになった作品で、基本独りよがりで現代芸術と言われる分野と同じと思っています。
    分かる人と言うか感性が合う人には芸術で、合わない人にはただのゴミ、と言うといろいろ非難されそうだけれど。。。。

    第一作ではありますが、年取ってから西尾維新を読んでみようかと思った方には他の作品、掟上今日子あたりから入ることをお勧めします。「忘却探偵」と言う設定は二番煎じと言うかありきたりではありますが、まだ読める。あれも好き嫌いあると思いますが、あまり西尾維新な作品ではないので、あれで匂いを嗅いでからこちらを。
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    投稿日:2019.09.20

  • 好き嫌いは分かれる作品

    冒頭の5ページ程を苦痛なく読めれば、楽しく読める作品だと思います。
    私は、推理小説に近い感覚で読みました。
    犯人が誰なのか気になり、途中でやめることができませんでした。

    冒頭で苦手意識を持ってしまった方でも、推理小説がお好きな方なら1冊読みきることができるのではないかと思います。
    読み終わる頃には戯言シリーズのファンになっている可能性が大いにあります。

    作中の言葉のチョイス、字面が今まで読んだどの作家さんとも違い、ハマってしまいました。

    紙媒体でシリーズ前作読んでいますが、電子書籍でも常に持ち歩きたい程に気に入っています。
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    投稿日:2016.05.17

  • 西尾維新ことはじめ。

    2002年に第23回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」と銘打ちデビューした作品。
    一風変わった台詞回しと癖だらけのキャラクター、それにハートを射貫かれた読者はそこから延々シリーズを追いかけて厨二病の無期留年を強いられ、そうでない人は最初の3ページでそっと本を閉じて波風のない人生を踏み外さずに済む、そんな分岐点がこの表紙の青い髪だ。

    主人公が体現する「一番平凡そうな奴が一番ヤバい」という危うい軸を中心に、様々な「天才」たちが彼の周りで世界を斬っては捨て、奇行に走る体で不意に真理をもぎとっていく。
    描かれているのは事件で、主人公はそれを解決しようとしているけれど、これはシリーズを通して続く彼の単なる「地獄」の幕開けであるだけだ。

    彼の作品における特徴のひとつとして私が好きなのは、大量に投入される登場人物のほぼ全てに奇抜な命名をする点だ。
    個人的なお気に入りは七々見奈波(ななななみななみ)と西東天(さいとうたかし)。
    ちゃんと読めて、漢字だけ見ると微妙にありそうな所が最高。

    ライトノベルか? と聞かれれば、昨今の分類ではそうなるでしょう、と答えたい。
    推理小説か? と聞かれれば、それを目指していた可能性もあります、と答えたい。
    この後に続くいくつものシリーズが怒濤の勢いでアニメ化されコミカライズされて久しいが、ついにこの原点が電子化されたかと感慨深い。

    西尾維新はここからどんどん尖っていく。
    本書を準備運動と思えたなら、どうぞ続きを。
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    投稿日:2016.05.07

ブクログレビュー

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  • ねこた

    ねこた

    ずっと読みたいと思ってて、でもなかなか本屋さんで見つけれなかった戯言シリーズ1作目!読みすすめながら「ふむふむ、思ったとおり

    投稿日:2024.01.21

  • mi

    mi

    このレビューはネタバレを含みます

    ついに戯言シリーズに手を出してしまった。
    なんか特殊能力系なのかなと思ってたがそうじゃなくて戯言を言うだけだった。
    主人公と周りの天才が入り乱れる話で、これは離島で殺人事件が起こる話だった。ミステリ。
    次も読もうっと

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.12.15

  • 秋 フロントブリッジ がマイブーム

    秋 フロントブリッジ がマイブーム

    オタクなのに西尾維新を初めて読んだ

    各キャラクターのめんどくさい感じは好き嫌いが別れるとして

    トリックがメチャクチャ ちゃんとしてて驚いた

    投稿日:2023.11.24

  • しんご

    しんご

    アニメ化物語シリーズは好きだが、筆者の原作はこちらも含め、あまり好きになれない。
    キャラの濃さがアニメだからこそイキルと感じた

    投稿日:2023.11.18

  • Masahito Yasuda@Dermatologist

    Masahito Yasuda@Dermatologist

    第23回メフィスト賞受賞作。発刊当時に読んでいたがaudibleで改めて聴了。ナレーターの力が大きいのだと思うが、audibleが非常に合う作品だと感じた。本格ミステリとしてはオーソドックスかもしれないが、魅力的なキャラクターと物語設計で、その面白さは何十倍にもなっている。続きを読む

    投稿日:2023.11.10

  • momowo

    momowo

    謎が謎を呼ぶって感じの小説。
    単体で終わらせるのはもったいないのでシリーズ通してもっとくわしく読んでみようと思う。
    全てを語るってわけではない書き方が西尾維新さんで良い。不思議な人を書くのが上手い。

    投稿日:2023.10.10

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