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風野真知雄 / 文春文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
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advicekiyomidosu
このレビューはネタバレを含みます
耳袋秘帖シリーズは、できれば順序よく読みたいところだが、順序が違っても十分に満喫できるシリーズ。 今回は大阪から出てきた大泥棒、暁星右衛門の捕縛。 前巻から引き続き、この大泥棒を捕まえようと探索を続ける根岸一派。根岸を可愛がる元老中松平定信をも、貶めようと次々と魔の手を伸ばす。 中世の頃から東西にかかわらず海の中には驚くような大きな怪物が潜んでいると言われて伝説のようになっていた。 だが現在、それは見間違いでも想像でもなく確かに、深海に住む想像を超えた生物が、偶然漁船の網にひっかかったり、捕獲されたり、死体が漂流したりと目撃されていたことが証明されている。 ただの偶像でも幻覚でもなかったのだ。 今回はそうした海に住む巨大生物を真似た騒ぎを起こすことから始まる。。。 事件のつなぎ目も素晴らしく、相変わらず名作シリーズなのだ。
投稿日:2018.10.05
ollyomy
<耳袋秘帖>シリーズ第20弾。 ついに暁星右衛門の正体が明らかに。 いやぁ、壮大だったな。 点と点が線で繋がり始めるのがもう、ワクワクするな。 ここで繋がってくるのかー!みたいな。 淀屋がすごく怪しかったから、はやく真相を暴いてくれー!って感じだったけど、そういう事だったのかぁと。 考えもしなかった。 でも、いつの時代でもありえる話だよね。 好きになる人は決められないもんね。 宮尾さんとひびきさんがいい感じ。 坂巻さんは、まだひと波乱ありそうな。 おゆうさんと上手く行ってほしいな。 面白かった。
投稿日:2016.12.19
paintbox
巻をまたいで長々と追ってきた暁星右衛門の話もついにクライマックス!え〜そうなの!それでこのタイトルか・・・。まったく予想しなかった展開に驚きました。
投稿日:2016.06.22
文藝春秋公式
【人気シリーズ第20弾! 恋と悪事が絡み合う】品川、目黒、そして銀座。「大耳」こと南町奉行根岸肥前守の名推理が光る「恋の三部作」は遂に大詰め! 殺人事件シリーズ第20弾。
投稿日:2016.03.29
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