【感想】僕から君へ 羅川真里茂傑作集

羅川真里茂 / メロディ
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
5
2
0
0
  • 心の形とか

    初期の作品が入った短編集です
    迷惑だと思っていても角度を変えれば 心の有り方が見えてくる
    そんなお話が詰まっています
    当事者として真っただ中にいる時は意外と周りは見えません
    差し伸べられている手も、突き放しているように見えてしまったり

    真実を垣間見た時、心がじーんとなる
    それぞれの話しの中の心の形は 未熟だったり 臆病だったり
    共感できるものがあっても無くても すっと撫でるように
    気持ちをすくい上げる
    素敵な短編集でした

    星4なのは ほめ過ぎもねー とういう天邪鬼さんの独り言のせいですw 
    続きを読む

    投稿日:2018.05.23

ブクログレビュー

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  • planets13

    planets13

    真里茂ワールドは、いつだってちょっと哀しく切なくて、でもとっても温かい。そう、昔はみんな、人だけでなく空やビルや景色を必死に描いてた。でもやっぱり真里茂ワールドの一番の胆は絆でしょうね。

    投稿日:2023.12.24

  • 主観

    主観

    僕から君へ
    東京少年物語
    がんばってや

    どれもすごーく素敵なお話だったー‼︎
    どういうジャンルになるのかな、
    ヒューマンドラマ?
    僕から君へ
    東京少年物語は恋愛がメインではないお話で自分をつくり上げた土台の日々を記録したおはなしというかんじ。
    普段漫画ではお目にかかれないようなお話でよかった!
    続きを読む

    投稿日:2022.08.13

  • パンダ

    パンダ

    「地方」がキーワードかな。
    どれもよかった。

    表題作はもちろん、地方出身者の方言コンプレックスの話がよかったなー。
    すっごーく胸に迫るカンジが。

    投稿日:2017.03.04

  • Chanrisa

    Chanrisa

    夏己の死をやっと実感したときのつとむの
    僕はいったい何を失ったんだろう?
    という台詞が印象的。
    誰かの死って、よっぽど近しくない限り生活を劇的に変えたりしない。けれど胸に穴が空くようなあの感覚は、いったい何なのだろう。続きを読む

    投稿日:2016.09.25

  • 風花

    風花

    12.3.15 「ポケットの中でぎゅっと握りしめていた拳をそっと開き、目の前に差し出された手を躊躇いながらも取り、頑なだった心を少しずつ解放していく。その手をさらに誰かと繋いで、『居場所』を広げていく。繋いだ手の強さは決して皆同じではないし、家族だから、親友だからと過信はできないし、強く引けば相手が転ぶことも、一方的にぶら下がれば離れてしまうこともあるでしょう。そもそも誰と手を繋ぐか、ということだって大問題です。」解説より。繋ぐものとしての言葉。また逆に、本来他者に伝わるような表現とはならないはずの個人的で強烈な思い出や感情を表現として成立させている。羅川真里茂作品は(赤僕含め)そこが好き。続きを読む

    投稿日:2013.03.15

  • 黒猫王女

    黒猫王女

    【収録作品】
    ・僕から君へ
    ・東京少年物語1
    ・東京少年物語2
    ・エッセイ「裏」
    ・がんばってや

    投稿日:2010.12.26

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