【感想】グーグーだって猫である3

大島弓子 / 角川文庫
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • denmame

    denmame

    ホームレスといたタマは、目があまり見えない。それが、ある日から一緒に散歩するようになるところが特に感動的。

    投稿日:2020.05.12

  • あやこ

    あやこ

    このレビューはネタバレを含みます

    ええ そう
    これでやっと分かったわ
    子猫は物品じゃない
    愛する子なのだ
    手放した者は
    もらい手先での状況を
    なんでもいい
    “子猫が転んだ”でも
    “食事をした”でも
    “眠っている”でも
    ひとことでも
    ふたことでも
    知らせて欲しいと
    ひたすら願っているものなのだ

     この言葉にぐっときてはっとした。わたしはなんて鈍感なんだろう。忙しくても、少し挨拶するくらいできたはずだ。黙って引っ越すなんて、無礼極まりない。この子たちを保護してくれたあの人に、手紙を書こう。元気な姿の写真を添えて。

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    投稿日:2018.01.26

  • リカ

    リカ

    著者がホームレスの人から譲り受けた、病気持ちで目がよく見えない子猫のタマのことが気になっていましたが、すくすくと元気に育っているようで、安心しました。
    さらに5匹の捨て子猫を保護し、里親を探す著者。
    本当に猫を愛しているんですね。
    里親の一人が萩尾望都と書かれてあり、(親しくお付き合いしているんだな)と思いました。

    そして、猫たちともっと広々と過ごすために、新居に引っ越しをする彼女。
    がん治療中のため、生命保険を組めないという大変な出来事も、彼女流の淡々とした筆致で、温かく語られていきます。
    彼女に拾ってもらった猫たちは、本当に幸せ者。
    逆に言うと、都会で捨てられる猫たちの多さには心がふさがれる気がします。

    常に仕事を抱えて多忙な著者は、この本が出たのも予定よりも1年くらい伸びてしまったそうですが、たとえ締め切りを破っても、それでも毎日ちゃんと猫たちに愛情を注いで育てているところに、飼い主としての責任感を見ました。

    まだ生まれて9カ月の子猫のタマが、自分より小さな仔猫たちに母性を発揮する様子など、自分が見ているように微笑ましく描写されています。
    仕草もとても愛くるしいし、この本を読んで、ネコを飼いたくならない人なんていないのではないでしょうか?
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    投稿日:2010.10.18

  • naseko

    naseko

    2010春購入。文教堂@遊園。
    普通。この作家とは相性悪そう。
    (文体は「ハケンは見た!」同様、押し付けがましい印象)

    投稿日:2010.08.28

  • darkkanon

    darkkanon

    大島さんの書く漫画は好きです。1、2巻を読み返していたら3巻も文庫版が出ていた事を知り即購入。猫はいいですね。癒されます★よく猫をみていないと書けない作品だと思います。

    投稿日:2010.06.29

  • tomoneco

    tomoneco

    図:猫は好き。けど決してこの画は好きではない…。
    作品の紹介
    病気で隔離していた子猫のタマを我が家に連れてきた。威嚇したり逃げ出す猫達の中で、グーグーだけはタマのカサブタだらけの頭をペロペロなめた。やっぱりグーグーはどんな猫にもやさしい...。新たに猫を拾ったり、里親探しに奔走したりと大忙しの日々を過ごすうち、ふと引っ越しをしたいと考えるようになった。紆余曲折、大波乱を乗り越えて手に入れた新居で、猫達との新しい生活は?大人気エッセイコミック第3巻。続きを読む

    投稿日:2010.05.20

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