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高山ちあき, 六七質 / 集英社オレンジ文庫 (6件のレビュー)
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総合評価:
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さかな
文具店で働くことになった女の子のお話。恋愛ものかと思うが、そこまで進んでない感じがする。 2021/11/24
投稿日:2021.11.24
永杜
いなくなった父親、就職できない自分。 なかなかにハードな状況ですが、文具屋の店主によって 色々といい方向へ? 連続短編集で、最初は父親の万年筆について。 2話目は火災によって別々に暮らしている夫婦。… 最後は、行方不明になっていた父親について。 子供の嘘は、どうしてばれてしまうのでしょう? それほど親がきちんと見ている、という証拠かと。 わだかまっていたものが解れ、良かったね、ですが 背後に父親の不器用な優しさが見え隠れしていますw 地の特訓に付き合ってくれた時点で いい父親、ではあると思いますが。 2話目は、バイト仲間の境遇。 やってきたお客さんと同じ状況なのに、見知らぬ他人。 そうそうこんな事なかろうに…と思っていたら。 座る席が埋まれば、自ずと残りがもしや、と思いますが 展開的に面白かったです。 貴金属を溶かすのには、かなり時間がかかるかと(笑) そして最初から引っ張っていた、父親の失踪。 見つかったけれど…でしたが、この状態になった人は こんな感じになってしまうのでしょうか? 漠然としか分かりませんが、確かに怖い。 それが知り合いなのか、知らない人なのか。 少しでもすがれる、分かる情報があるというのは どれほど大事な事なのでしょう? ここからやり直し、の裏事情が出てくるわけですが そこに居てくれるだけで嬉しい、になったようです。 そして最大の謎である、店主の事。 先代店主の発言は、本当なのか痴呆なのか。 どちらに転んでも、かなり面白いですw続きを読む
投稿日:2019.03.06
arukudesu
このレビューはネタバレを含みます
父が行方不明になり、就職活動も失敗し、すっかり自信をなくしていた璃子の再生の物語。 二人の関係にじれじれしたり、もののけがらみの事件とさらっと読めました。
投稿日:2017.07.04
shifu0523
【収録作品】第一話 思い出の万年筆/第二話 封筒のなかの真実/第三話 短冊に願いを込めて 雰囲気はいいが、既読感がある。
投稿日:2017.02.07
本読み隊
文具に絡んだ人間模様の物語ですが、妖怪も出てきます。出会いと始まりとしては悪くない一巻。でも、後半の文具うんちくははかなり薄くなってしまったのは残念かな。 作者の文章は割りと好みです。キャラの作りもう…まいので、今後があるとなすれば続刊も読みたい! ただ、妖怪の絡んだ物語なので、今度どの程度膨らませるのか…コバルト文庫的なファンタジーを盛り込みすぎると、大人受けは難しいのでちょっと辛いかも。 短編3話構成。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5109.html続きを読む
投稿日:2016.05.12
greenflash
設定だけではなかなか 入り込めないものですね。 その設定も少し怪しいなあ。 さらさら読めたのですが 本当に時間潰しになっただけかも。 もののけとか使い魔とか式神とかを 出すのなら もっと統一感…のある設定が ほしいです。 出てくる名前はいわゆる妖怪たちで なんだか違和感を感じました。 まして文房具店に惹かれたのに ほとんど最初の万年筆しか文房具が 出てこないじゃないですか。 万年筆をめぐる璃子とお父さんの エピソードだけが思い浮かんで あとは付け足しのように見えました。 大人の鑑賞には堪えないかも しれません。続きを読む
投稿日:2016.03.30
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