新しい須賀敦子

湯川 豊, 江國香織, 松家仁之 / 集英社文芸単行本
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • haijisan

    haijisan

    このレビューはネタバレを含みます

    繰り返し,繰り返し,須賀敦子さんの文章の魅力を解き明かす。でも全部がわかるわけでもない。「古いハスのタネ」というエッセイ,私は読んだ時によく意味が読み取れなくて,どう読んだものかと思っていたのですが,この本でも難しい,と評されていてちょっとホッとした。宗教的なバックグラウンドや想いはやはり,ちょっとやそっとではわからない。でも,この本を読んであらためて,須賀さんの文章の魅力が言語化されて,自分でも少しすっきりした。事実を書いていると思われているエッセイに宿る,小説性,物語性とそこから感じられる,登場人物への共感(もしくは投影)と。
    いつも,須賀さんの文章を読むと,映画のようにすっとその人物の話に入り込めるので,なぜだろうと思っていたけれど,人物の「物語」が語られているので,知らない人のことでも読めてしまうんだな,と。あとはその独特の文体について。須賀敦子さんの文章は,読むこと自体が心地よい。そう感じる理由につて,色々書かれていた。
    うまく言えないけど,須賀敦子さんの文章の魅力を感じることができる自分を,少し誇らしく思った。

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    投稿日:2019.02.09

  • アヴォカド

    アヴォカド

    確かに、何度も読みたくなる文章というのはあんまりないし、それが ”いい文章” ということだと思う。

    須賀敦子の文章は、時々読み返したくなるし、何度でも読みたくなる。

    投稿日:2016.05.18

  • tokosan

    tokosan

    須賀さんの魅力がぎっしり詰まった本書は、2014年に神奈川近代文学館で開催された
    「須賀敦子の世界展」に付随するかたちで行なわれた対談や講演を軸にまとめられたもの。
    文章を書くためには「ある種の力が湧いてくるまで」ひとりで考えること。それがはやくから分かっていた須賀敦子さんだったからこそ、執筆にとりかかるまでに時間が必要だったのかもしれないけど‥作品を通じてもっともっとお会いしたかったと思う。続きを読む

    投稿日:2016.03.08

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