【感想】生頼範義イラストレーション 〈幻魔世界〉

生頼範義 / 角川書店単行本
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • 超美麗で迫力あるイラストレーション

    幻魔大戦、ウルフガイシリーズ他多くの平井作品のカバー等を飾ったイラストの数々。
    できるだけ大きなパソコン用のモニターで見るのがよいです。

    投稿日:2016.03.20

  • 奇跡の画集、でも Reader では閲覧できません。

    伝説のイラストレーター生頼範義氏による、平井和正氏の小説のカラーイラストやモノクロ挿絵を集めた電子画集です。小説の出版社は、早川書房、祥伝社、角川書店、徳間書店にまたがっていますから、もとになった画集が徳間書店から出版された当時もこれは感激ものでした。私は古本で買ったもとの画集も持っています。しかしこの電子画集はその画集を電子化したというだけでなく、すべてのイラストのデータを原画から取り直したもので、拡大すれば肉筆のタッチまで見えるようです。もとの画集では1ページに数枚をまとめて小さく掲載されているイラストもありましたが、この電子画集はすべてのイラストを詳細な大画面で見ることができます。さらにもとの画集刊行後に発表されたカラーイラストが追加されています。圧巻は徳間文庫版「真幻魔大戦」の表紙カバーイラストですね。徳間文庫版「真幻魔大戦」の時期の生頼氏のイラストって到達した極点みたいな圧倒的なものを感じるのですが、順次電子化されるであろう小説「真幻魔大戦」は徳間ノベルズ版に準じたものになると思われますので、文庫版のカラーイラストはたぶん収録されないでしょう。それだけでもこの電子画集を購入する価値があります。

    唯一のマイナス点は Reader で閲覧できないなことかな。詳細なカラー表示が不可能な Reader でこの画集を閲覧する必要はないんだけど、それでも閲覧可能にしてほしかったと思うのです。そもそも専用機で見れないのなら Reader Store で購入する利点もないのですが、Andloidタブレットでサンプルを見比べたときに Kindle よりこちらのほうがベージ送りのレスポンスがよかったことと、Reader への応援をこめてこちらで購入しました。

    まったくの蛇足ですが、私が持っている徳間ノベルズ「真幻魔大戦」11巻の書籍は真ん中で割れています。それは73ページ時空の関門でのベガと小角が描かれた挿絵が好きすぎて、当時コピーを取ろうとして本を広げたら割れてしまったのです(泣)。この画集にはそのイラストももちろん収録されています。なんて幸せなんだろう。
    続きを読む

    投稿日:2016.08.20

ブクログレビュー

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  • 奈津

    奈津

    見てるといろんな場面が思い出されて胸がつまります。こういう世界を再び味わいたいと思っています。叶うかしら?この願い・・・。

    投稿日:2004.10.27

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