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小林よしのり / 幻冬舎文庫 (2件のレビュー)
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キじばと。。
16歳の村田達也は、3歳のときに父親が家を出て以来、母と2人で暮らしています。ところがそんな彼らのもとに、とつぜん父親の村田厳格が帰ってきて、人々の悩みに耳を傾け、ときに優しく、ときに厳しく、しかし多…くの場合はいい加減なアドヴァイスを授けていきます。 やがて厳格は、大資産家である煩野家のブレーンである「御安心軍団」や、強権的な教育をおこなう教師の江呂井と戦っていくことになります。 「ゴーマニズム宣言」の連載の中ではっきりと保守の立場を取ることになった後年の著者が見たらどう感じるのだろう、と思ってしまうようなところもあり、もちろん「ゴー宣」にも一貫しているような考えが表明されているところもあって、そういう意味でも興味深く読みましたが、やはり純粋にギャグマンガとして楽しんで読める作品でした。続きを読む
投稿日:2017.08.01
りん
えーと、一時期、人の悩みを聞いてて相談に乗るのがマイブームな時期がありまして、その時は、なんか、自分が「人生の達人」みたいに思っているわけです。 でも、聞けば聞くほど、まあ泥沼でしょーもないものだと…いうことに気がついたので(極端ですな)、今は、人の悩みはあんまり聞かないことにしています。 人のことを考えるのって、すごいパワーがいることで、そういう意味で、この厳格和尚や、小林よしのりというのは、すごいパワーの持ち主だと感じます。続きを読む
投稿日:2007.09.12
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