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よしもとばなな / 文春文庫 (531件のレビュー)
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komeg
いつかのJ-WAVE「BEFORE DAWN」真夜中読書倶楽部で紹介されていた「デッドエンドの思い出」。幽霊の家とデッドエンドの思い出が良かった。ラストは情景が素敵でニヤニヤしながら読んでいた。
投稿日:2024.04.09
aoi
5つの短編。 せつない内容だけど、静かで穏やかで読後じんわり温かい感情が残る内容なので、 静かな夜、一人で読むのにもってこいの小説だった。 あとがきに、つらいラブストーリーばかりで、 人生で一番つら…かった時期のことがよみがえる。だからこそ大切な本になったと、 短編の中のデッドエンドの思い出という小説がこれまで書いた作品の中でいちばん好きだと、 よしもとばななさん本人のコメントが書かれていた。 わたしもデッドエンドの思い出がとても良かった。 ハッピーエンドになるとかは関係ない世界。 本当に人の感情をこんなにも優しく、やわらかく、丁寧に書けるよしもとばななさんが大好き。 温かい気持ちになりたい時。 また読み返したい。 続きを読む
投稿日:2024.03.26
モナカ
人生の中での辛いことは人それぞれ。その中でも日常には幸せが存在している。それに気づける毎日を過ごしていきたいと思った。
投稿日:2024.03.23
TTK
幸せについて色々考えさせられる本でした。 それぞれ人によって幸せの感じ方は違うものであるという事を改めて感じました。家族といる時、恋愛している時、綺麗な景色を見た時、美味しいご飯を食べている時など、…、 「デットエンドの思い出」→幸せとはなんぞやと教えてくれる素敵な男性がいましたね。彼は一体どんな経験をしたらあれだけ冷静に分析ができる人なんだろうって思いました。彼はきっと誰に縋ることもなく、自身の考えを大事にしつつ相手の考えも尊重できる人なんだろうなだって思った。 「あったかくなんかない」→部屋というのは明かりがあるからあたたかいわけではなく、そこに住んでる人たちの内面から滲み出る光が部屋を照らしているから、あたたかいものだと感じた。 「ともちゃんのしあわせ」→自分が大切にしている物、人、場所が居れば恋愛をしていなくても幸せなのではないか?と思った。 続きを読む
投稿日:2024.03.17
Anne
「ミトンとふびん」を出すまでは、「デッドエンドの思い出」が自分の中の最高峰だった、みたいなニュアンスのことを、著者が書いていたので気になって。 良かった。 辛い気持ちの中にも、ぼんやりとした光を見出…す方法を教えてくれるお話たちだった。続きを読む
投稿日:2024.02.25
kaworca
自分がこの世からいなくなることに恐怖はないが、自分が消えた世界の中で生活していく愛する人々を想像すると悲しくなる 愛されている!と自負できる訳ではないが、その愛しい日々の中に自分がいることに、感謝して…生きようと思える作品でした続きを読む
投稿日:2024.02.21
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