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舟崎克彦 / 岩波少年文庫 (14件のレビュー)
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このレビューはネタバレを含みます
「書斎の本を整理しているうちに「なぞなぞの本」の中に入り込んでしまった、ぽっぺん先生。なぞなぞをとかなければ、先にもすすめなけりゃ外にも出られません。どうなる、ぽっぺん先生!?」
投稿日:2023.10.09
hibiehon
書斎の本を整理しているうちに「なぞなぞの本」の中に入りこんでしまったぽっぺん先生。なぞなぞを解かないと先にもすすめないし外にも出られない。おかしな人や動物と出会い、ヘンテコななぞなぞをなんとか解きなが…ら先に進んでいく。なんとなくシュールでもあり哲学的でもあり。ほっぺん先生と一緒に冒険した気分。 続きを読む
投稿日:2022.10.04
ゾウガメ
あんまり子供向けすぎない文体が魅力 内容は簡単だけど言い回しとぽっぺん先生の冴えない感じが面白くて幼い時に読んでたらどう感じたんだろう いい読み物だと思う
投稿日:2022.03.18
フラニー
いつもならぐうたら過ごすぽっぺん先生の日曜日なのですが、この日は… アリスがウサギを追いかけて不思議の国に入っていったように、 ぽっぺん先生は小さい頃に読んでいた「なぞなぞのほん」という、絵本の中へ…入っていってしまったのです…。 なぞなぞの答えを見つけないと、次のページに進めない。 全てのなぞにこたえたら、もとの世界に戻ることができるのでしょうか… ファンタジーの入口としては、ありがちなものかもしれません。 しかしなんとも飄々として、どこか哲学的な面持ち。。 動物や昆虫たちの会話はとってもシュール。 私が好きだったのは、ランニングをするブタ。 一人なのに、「ゼンタイトマレ」と言い、うしろにゼンタイが休んでいると言い張るので、 ぽっぺん先生がうしろには誰もいないと教えると、 「おい、私はいるか。私はいるか。」とヒステリックになるシーン。 なんだか禅問答のような、落語のような可笑しさ。 読書好きのダチョウに、このブタが、 「読書は心にかびが生える。」なんて言ったり… 他にもぬけがら町の住人、洋服たちが、ぽっぺん先生のことを『中身』だなんて言って、取り合いになったり… ちょっとコワイ?! お決まりのラストだろうと思いつつも、なんだか引き込まれて読んでしまう、そんな物語でした。 今手に入るのは岩波少年文庫のもののみですが、もとの筑摩の単行本は、手描きっぽいフォントが素敵でした。続きを読む
投稿日:2021.07.26
すい
小学生の時に読んだっきりでしたが、社会人になりふと久しぶりに読みたくなって図書館で借りました。ぽっぺん先生シリーズのどこか不思議でじんわりとあたたかいお話が大好きです。
投稿日:2020.12.30
まーちゃん
「なぞなぞの本」の中に入りこんでしまったぽっぺん先生は、なぞを解かなければ外に出られない。ところが、そのなぞ解きときたら、トンチやヘリクツばかり。おまけに出会うのは奇想天外な動物だらけ。さて、どうなる…ことやら。筑摩書房87年刊の再刊。 小学生の頃に読んで、読書にハマるきっかけになった本! ぽっぺん先生シリーズ大好きだった! 今読んでも面白いよ~!! しょっぱなの先生の書斎の描写がいい! 今にも雪崩が起きそうな本棚★続きを読む
投稿日:2020.06.01
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