【感想】Xトーク

来楽零, 緒方剛志 / 電撃文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
3
1
0
1
0

ブクログレビュー

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  • マタン

    マタン

    このレビューはネタバレを含みます

    怖い系特化の作品はまた珍しいわね。

    あと実はイラストの人がね。
    この人だけでももう良すぎなわけで。

    はい、怖いです。救えねぇです。
    怖い話はあえては読みたくないですね。
    読後感大体救えないもん。

    最初の作品からすでにアレ。
    おそらくもういろいろとイって
    しまわれているのでしょう。

    ただし2回目のそれに関しては訳が違います。
    これ残念フラグよ…

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    投稿日:2023.07.16

  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    ホラーは難しい
    とはいえこの作品もあまり擁護しがたい
    自業自得だと思いこめないし
    自転車無灯火携帯いじりは犯罪です

    投稿日:2019.01.12

  • 霧崎寧々

    霧崎寧々

    短編連作でホラーめいた作風が好き。
    全体的に「世にも奇妙な物語」のような、日常から非日常に迷い込んでしまった人の話みたい。

    個人的に一番好きなのは、「クックロビンの埋葬」。
    普通に考えたら、壱の言動はネクロフィリア的で愛情も歪んでいるように思うのに、ラストを読むと、別に歪んでないじゃんみたいに思える。
    むしろ歪んでいるのは死体の女性の方なんじゃないかと。
    都和のおばあさんが話していた、「腐敗というのは、生物の死を最も確かな形で思い知らせる現象だよ」というのなら、腐敗しない死体の女性は死んだことにはならないのだろうか?
    それだったら彼女はいったい何者なのだろうか?
    「Who killed Cook Robin?」
    「I,said the Sparrow」
    とあるが、この場合は誰が何なのだろうか?
    最初の印象だと、コマドリが死体の女、スズメが壱、ハエが都和だと思った。
    でも、最後まで読むと、コマドリが壱で、スズメが都和、ハエが死体の女なのかもしれないとも思った。

    「ヘッドハンティング」は、自分の顔が好きじゃない私には最初は肯定的に映ったのに、自分の顔が認識できないのは生活するときに大変そうだし、首刈りを怒らせたラストを読むと、自分の顔が好きじゃなくても、これよりかはマシと思えてくる。
    このラストは、ある意味死ぬより辛いかもしれない。

    「子供たちの町」のような倫理観があったら素晴らしいと思うけど、あそこまで締め付けられると辛いかも。
    最近流行りのディストピア(ユートピア?)ってこんな感じじゃないんだろうか。みんな幸せ、でもずっと見張られてる。
    あんな生活送ってたら、すぐに鬱とかノイローゼになるか、罰が当たりそうだわ。
    もし、信賞必罰とか因果応報とか言ってる人がいたら、
    この世界に送り込んで生活しろとか思った。

    「七不思議の向こうで」は、まさに「好奇心に殺される」話。
    私もオカルトとか好きだが、学校は結構伝統があるはずなのに探しても探しても七不思議どころか、一つも見つからないからうらやましい気もする。
    というか、七不思議とか小説の世界でしかないよね?現実の世界にはないよね?あれっ、うちだけ?
    七不思議って本当にあるかどうかわかんない中途半端にリアルな怖さがいいんであって、本当にあったら怖い、の一言に尽きるわ。
    一つ七不思議に遭うと呼び寄せるっていうけど、個人的には一つで十分だわ。一つだけ怖いのにあって、何だろねー、とか言いながら思い出になるみたいな。

    中の短編だけでも不気味で怖いのに、「before talk」と「after talk」の怖さは尋常じゃない。
    あの人たち誰なの?この話ってもしかして...。
    みたいな。
    ロウソクがまたいい味出しているというか。

    とにかくオススメです。
    グロテスク系ではなくて、「意味がわかると怖い話」とか「世にも奇妙な物語」とかが好きな人は好きかも。

    長文駄文失礼しました。
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    投稿日:2016.03.15

  • 神野イオリ

    神野イオリ

    短編ホラー。
    死体じゃない死体の話、壱が大好きです。
    この話は恐怖より愛情が勝って怖く感じなかった。
    電撃hp49に掲載されていた時にカラーイラストがついてました。
    そのイラストが壱じゃないのが残念すぎる。
    あとの話は普通に怖い!
    続きを読む

    投稿日:2011.04.30

  • ケンジ

    ケンジ

    アマゾンのお勧めつながりでなんとなーく購入 ⇒ 大アタリでした。
    基本は短編の話で進行してゆく。

    クックロビンの埋葬:死んだ女性の死体と同居し続ける男性。いつか女性が起きると信じて。
    ヘッドハンティング:首狩り犯に首を狩られた人たちの末路。
    子供たちの町:町を汚したものに罰を与える子供たち。
    七不思議の向こうで:学校の七不思議を順に体験していく少女。

    個人的には、クックロビンの埋葬・七不思議の向こうで、が良作でした。
    七不思議の向こうで、では1つ不思議を見るとまた1つまた1つとどんどん加速して不思議を体験する・・・
    というキャッチコピーがいい。
    続きを読む

    投稿日:2008.08.31

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