三田村雅子 / NHK出版 (8件のレビュー)
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gonta64
小説を全部読むのは大変なので、とりあえず解説本を読みました。大河ドラマを観てると、小説のこれと関係してるのね、みたいなシーンもあって、大河ドラマの理解も深まりました。
投稿日:2024.12.28
けー
源氏物語を全部読んだことがないため、ぼんやりとしか分からなかった。源氏物語を読んでからまた読んだら楽しめそう。
投稿日:2024.09.03
傘籤
ボリュームはさほどないけれど、その分コンパクトに『源氏物語』要点がまとまっている。『源氏物語』の物語を3つの章にわけて、どのような事が起こったのか、そこで登場人物たちが起こした行動にはどのような理由が…あったのか、作者である紫式部はどのような思いで書いたのか。そういったことが見えてくる。 なので私のように一度全部読んだことがある(が、まだまだ理解が浅い)人にとっては復習としてちょうどいい体裁の本だ。本編を読んでいるだけではわからない、当時の政権や女性の立場も併せて解説してくれているので、執筆の時代背景が大掴みではあるもののわかる。また、3つの章にわけて物語を俯瞰することで、主役となる者の人生にどのよう起伏があったのかより明快なものとなっていた。光君は「もののけ責任転嫁派」という何かともののけのせいに考えがちである、というのは新発見。つまり、後半になるほどもののけは光君にとっての恐怖の現れみたいな扱いになってたということか。いずれ読み直す時はこの部分にも注視してみたい。 全体を通してわかりやすく内容解説されており源氏物語の副読本、あるいは読む前の予習として、あるいは読み終わってからの復習や内容確認として分量的にもちょうどいい。ちなみにこの本の執筆を担当された三田村雅子の推し姫君は浮舟らしく、なぜ浮舟が好きなのかが綴られており、「100分de名著」というなるべくフラットな視線で書くことを心掛けたであろう本の中で、特に著者の主張や好みがにじみ出ていて良かった。やはり『源氏物語』は好きな姫君の話になると面白い。人によって誰が好きか、何故好きなのか結構分かれがちなのは、それだけどの姫君にも魅力があり、『源氏物語』が豊かな物語であることを意味しているのだろう。 『宇治十帖』は薫君や匂宮よりも女性たちの心情にフォーカスされているし、主張も強くなっているというのは確かになと感じた。そして日が傾いていくような後半の流れは、政権の力が弱まっていたこととリンクしているという話もなるほどなと。 その他、最後は和歌についての解説があり、ここを読むことでさらに登場人物の心情を理解する手助けになると思う。続きを読む
投稿日:2024.05.10
たまたんこぶ
今まで理解出来ていなかった源氏物語でしたが、ようやくあらすじが分かりました。 でも古典文学はやっぱり苦手だなぁ。
投稿日:2024.04.27
はこ
「光る君へ」にハマって、平安時代の入門として読んだが、なぜ源氏物語が名作とされるのか、どういう点で素晴らしいのか、その読み解き方などがわかりやすく書かれていて入門編としてとても良かった。
投稿日:2024.03.17
ビビビガ光線
このレビューはネタバレを含みます
「源氏物語」は受験勉強の参考書を読んであらすじを知っている状態でこの本を読んだ。当時の情勢など知っておいた方が良いことがたくさんあるが、紹介されていた「源氏物語」のストーリーが面白かった。「源氏物語」のストーリーのハイライトをわかりやすく知ることができて良かった。この本を読んで文学者が「源氏物語」を絶賛している理由がわかった。この本を読んでもっと「源氏物語」のストーリーを知りたくなった。
投稿日:2020.03.13
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