【感想】一流の男になる 松平家の教え

松平洋史子 / 日本文芸社
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 2.7
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ブクログレビュー

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  • takeut

    takeut

    一流とは、心のあり方です。
    一流の人は、心豊かに生きる人です。
    これが松平家の教えの肝です。
    基本的には自己啓発書です。
    改めて、自分を見直すのに良い本だと思います。

    ・「腹八分目」は、暴飲暴食に対する戒めであると同時に、「自分の人生の二分を人のために役立てなさい」という献身性を説いた教えです。

    ・「一番」を目指す人生は、他人と自分を比較する“常に足りていない”人生です
    恥をかかせないことは、一流の思いやり

    ・二流は仕事を「作業」と捉え、一流は仕事を「夢」と捉える

    ・ほんのわずかなことですが、思いやりの心を残そうとする所作は相手に伝わります

    ・「語尾」は崩さずに、はっきり伝える。「語尾」の「ます」に思いを込めるのが、一流の挨拶です

    ・貧乏とは、お金がないことをいうのではありません。「人のために何もできない(しない)こと」です

    隣の人が困っていたなら、手を差し伸べる。知らないふりをしない。通り過ぎない。踏みつけない。その人のために労を惜しまない。
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    投稿日:2018.12.30

  • Y.Ryuo

    Y.Ryuo

    このレビューはネタバレを含みます

    水戸徳川家の流れを汲む高松藩松平家の末裔たる著者による一流の生き方についての一つのお手本として読んだ。
    武家のお殿様のダンディズムといった面を感じないでもないが、カッコよく生きようと自らを律するあり方は、見習うべきものと思う。
    脇を締めるイメージは、卵を水平に一つはさむもの。丹田を意識した歩き方など、参考になった。
    15-243

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    投稿日:2015.11.22

  • 2h4e

    2h4e

    徳川一門武家の系譜を受け継ぐ松平家の教えとは?どのようなものなのか、そして、時代を超えても一流と言える男の心構えとは...?徳川三つ葉葵の紋が入った表紙に重みを感じ読んでみました。表紙をめくり『はじめに』に目を通す。茶道の本質めいたことがいくつか書かれ、その中でも『戦場上で武士が采配を振る前に全ての迷いを断ち切る作法として覚悟の一服を飲む。すべて自分で受け止める覚悟の証でした... 』、このくだりにさぞ奥深い教えが書かれているのであろうと気持ちが盛り上がりました。本文に入ってみると、1章2章共に『はじめに』に書かれている精神性と比較すると全く重みがなく、どの項目も表面的です。ぐぐればヒットする情報レベルの内容。間違ったことは書いていないが、おそらく読者は時代を超えて引き継がれている教えであれば、もう3歩ぐらい哲学的なことや江戸時代の事例を交え語らないと納得できないと思う。私の持論を交え手短に感想を語るなら『一流の教えと言うものは、すべての美が溶かされ受け継がれている。それは宇宙すべてが溶かされていると云うこと、それが伝わらなければ教えではない。』でしょうね。続きを読む

    投稿日:2015.11.21

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