残り全部バケーション

伊坂幸太郎 / 集英社文庫
(254件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
65
120
47
3
2
  • 残り全部バケーションで行けたらなあ!

    世の人々にひどい事をして、そしてそれを生業としているヤツラなんて、ほんっと人として最低です。
    でも、そういうヤツラが登場する本を読んだ感想が、飛んでも八分、歩いて十分 いやいやとんでもなく違う方向性だったら?
    つまり、結構さわやかでほのぼのしてたりなんかして!
    いつの間にか応援していた。とか。
    おー良かったと安心した。とか。
    なんとか間に合って、と願っていた。とか。
    このギャップが面しろおかしく、ついつい声援送ってました。
    最後の心の叫び、何とも言えないこの1行がいいね!
    続きを読む

    投稿日:2016.06.01

  • よくできている

    どれも楽しめる作品です.それぞれやられたぁという気になりますよ.
    最近残念な作品もあったので,久々のヒットです.

    投稿日:2015.12.26

  • いいお話です。

    短編が5つ。それぞれ違う人の目線で語られていきます。
    世の中の裏側の部分や仕組みがたくさん出てきます。でも、重たかったり、グロかったりするお話ではありません。お話を一つ読み進めるごとに、岡田くんの感性に触れて、素敵なのだけれど、何とも切ない。いなくなって初めて、大切な人がそばにいた事に気づいてしまうのも切なかったです。
    ラストは、「岡田くん!? だよね?」とつぶやきそうになりました。溝口さんはバケーションに行けるのか。心配です。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.19

  • 余韻を残すラスト

    当たり屋、恐喝、強請り…裏家業を生業とする岡田と溝口。或る日、岡田が裏家業から足を洗いたいと言い出して…。登場する人物が少しずつ重なり合い、互いに干渉する。離婚、虐待、拉致…と書くと物騒だけれど、飄々と進んでいくストーリー。テンポがよく、とにかく楽しい一冊でした。スパムとしか思えないメールから始まるドライブ。タイムマシン。友情と、裏切り。復讐とケーキ。溝口はどうしようもねぇ男だなあと思うものの、あの緩さというのか甘さというのか、憎めない…ズルい。ハッピーエンドを予感させるだけに止めているラストも良かった。続きを読む

    投稿日:2016.09.04

  • 大好きな作家さん

    各ストーリーとも展開が早く、あっという間に読んでしまいました。
    偶然だったはずのことが、必然になる、
    こことここが繋がるのか~!と伊坂作品を読むとたいてい感じます。
    軽くて読みやすいので、普段活字を読み慣れない方にもおすすめです。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.17

  • 淡々とした悪党たちの物語

    相変わらずヘンな話です。
    連作短編集です。
    突然食卓で浮気を告白する父とか、当たり屋とかやっちゃう悪党とか
    今回は全編に絡んでくる悪党のひとり、岡田がなんだか面白ろかわいくて読めた

    投稿日:2017.02.15

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ブクログレビュー

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  • 鐘太郎

    鐘太郎

    「飛んでも八分、歩けば十分、メールは一瞬。だとしても、飛べるなら、飛ぶべきだ。そんな経験、しなきゃ損だろうが」

    投稿日:2021.01.02

  • hiro-9

    hiro-9

    出だしの巧妙な引きつけ方、飽きのこない話、そして意外性のあるエンディング。まさにこの作者の力が十分に発揮されてしるといえる。

    投稿日:2020.12.18

  • ゆうき

    ゆうき

    このレビューはネタバレを含みます

    溝口にしてやられた!普段、あらすじをまともに読まずに本編を読み始めるのですが、たまたまあらずじが目に入り「裏家業コンビ」なんて書いてあるから、コンビものなんだぁとぼんやり思って、読んで、最後の最後でやられました。溝口はメインでした。ちゃんとコンビしてました。溝口、最後の方までサブよりのメインくらいな立ち位置だと思ってたのに!伊坂さんはダメダメなのに人の良いおっさんを書くのがめちゃくちゃお上手ですよね。タイトル含めセンス良く、とてもおもしろかったです。ダメおっさん香る『AX』も買いたくなりました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.12.12

  • yuko6010

    yuko6010

    短編で話が進んでいきますが、最後の最後で伏線回収して話が一気に繋がる感じが清々しかった!
    伊坂幸太郎さんらしい作品です。
    犯罪すれすれの仕事を生業としながらも溝口と岡田コンビの会話はどこかとぼけてて読んでて可笑しかった。憎めないキャラクター設定も伊坂さんの作品には多く登場しますね。岡田は生きていてほしいし、溝口も殺されずに生きてほしいな〜。
    残り全部バケーションという考え方、凄く良い!
    続きを読む

    投稿日:2020.12.10

  • Mqi

    Mqi

    タイトルがすき。
    「残り全部バケーション』

    大人になると、「夏休み」という言葉が遠くなり、バケーションなんていう言葉とも遠い国で生きている。
    そんな馴染みのない言葉だけど、どこか魅惑的でわくわくする言葉。
    残りがぜーんぶバケーションなんて、なんて楽しい響きだろう!

    『「問題児」がいるのであれば、「答え児」もいるのではないか』
    続きを読む

    投稿日:2020.12.01

  • sugar

    sugar

    このレビューはネタバレを含みます

    久しぶりに読み返して、やっぱり(短編では)一番好きかもしれないと思いました。伊坂作品の中ではかなり明るい印象です。
    最後の展開は驚きでした。「現実を見ろよ」というセリフの通り、溝口は本質を見ていたんですね。
    ラストは焼き肉屋からのメールだった、というオチがしっくりきます。でも岡田は生きている、溝口もたぶん殺されない。殺されたとしても、恐らく岡田がバケーション中であることは確かそうで、それを知れたらもうバケーションなのかな、と。と、言ったら溝口に怒られそうですね。笑

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    投稿日:2020.11.26

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