残り全部バケーション

伊坂幸太郎 / 集英社文庫
(330件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
84
151
66
5
2
  • 残り全部バケーションで行けたらなあ!

    世の人々にひどい事をして、そしてそれを生業としているヤツラなんて、ほんっと人として最低です。
    でも、そういうヤツラが登場する本を読んだ感想が、飛んでも八分、歩いて十分 いやいやとんでもなく違う方向性だったら?
    つまり、結構さわやかでほのぼのしてたりなんかして!
    いつの間にか応援していた。とか。
    おー良かったと安心した。とか。
    なんとか間に合って、と願っていた。とか。
    このギャップが面しろおかしく、ついつい声援送ってました。
    最後の心の叫び、何とも言えないこの1行がいいね!
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    投稿日:2016.06.01

  • よくできている

    どれも楽しめる作品です.それぞれやられたぁという気になりますよ.
    最近残念な作品もあったので,久々のヒットです.

    投稿日:2015.12.26

  • いいお話です。

    短編が5つ。それぞれ違う人の目線で語られていきます。
    世の中の裏側の部分や仕組みがたくさん出てきます。でも、重たかったり、グロかったりするお話ではありません。お話を一つ読み進めるごとに、岡田くんの感性に触れて、素敵なのだけれど、何とも切ない。いなくなって初めて、大切な人がそばにいた事に気づいてしまうのも切なかったです。
    ラストは、「岡田くん!? だよね?」とつぶやきそうになりました。溝口さんはバケーションに行けるのか。心配です。
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    投稿日:2016.01.19

  • 余韻を残すラスト

    当たり屋、恐喝、強請り…裏家業を生業とする岡田と溝口。或る日、岡田が裏家業から足を洗いたいと言い出して…。登場する人物が少しずつ重なり合い、互いに干渉する。離婚、虐待、拉致…と書くと物騒だけれど、飄々と進んでいくストーリー。テンポがよく、とにかく楽しい一冊でした。スパムとしか思えないメールから始まるドライブ。タイムマシン。友情と、裏切り。復讐とケーキ。溝口はどうしようもねぇ男だなあと思うものの、あの緩さというのか甘さというのか、憎めない…ズルい。ハッピーエンドを予感させるだけに止めているラストも良かった。続きを読む

    投稿日:2016.09.04

  • 大好きな作家さん

    各ストーリーとも展開が早く、あっという間に読んでしまいました。
    偶然だったはずのことが、必然になる、
    こことここが繋がるのか~!と伊坂作品を読むとたいてい感じます。
    軽くて読みやすいので、普段活字を読み慣れない方にもおすすめです。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.17

  • 淡々とした悪党たちの物語

    相変わらずヘンな話です。
    連作短編集です。
    突然食卓で浮気を告白する父とか、当たり屋とかやっちゃう悪党とか
    今回は全編に絡んでくる悪党のひとり、岡田がなんだか面白ろかわいくて読めた

    投稿日:2017.02.15

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ブクログレビュー

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  • 少佐

    少佐

    ハッピーエンドにこだわりはないけど、ハッピーエンドしかありえないと思えるぐらい好き。岡田に溝口そしてとばっちりの高田(笑)こんなにも憎めないキャラを作り上げるなんて、憎いねぇこうたろぅ。この作品もっと世に出てもいいと思うけどなぁ。続きを読む

    投稿日:2022.09.14

  • 愛ちゃん

    愛ちゃん

    作家名を隠して読まされても
    伊坂作品とわかるくらい伊坂ワールド。
    チルドレンやホワイトラビットと同じような
    憎めないちょい悪が活躍する、内容的にはサラッと薄い話です

    投稿日:2022.09.11

  • 岸辺露子

    岸辺露子

    このレビューはネタバレを含みます

    裏家業を行う溝口と、相棒の岡田。岡田は裏家業をやってる割には正義感に溢れていたり、人を助けたいという思いが強くて不思議な魅力がある。途中の岡田の少年時代はその感情を一層強くさせられたり、実はここで繋がっていたのか、という2人の絆の強さを感じる場面もあって面白い。
    そして溝口のボスへの反乱も、意外なトリックが仕掛けられてあって面白い。食べ歩き日記を更新しているのが岡田なのか?生きているのか?メールの通知音だけで終わるという、読者の妄想を掻き立てるラスト。うーん、伊坂幸太郎作品らしい。
    私は素直に岡田は生きてる、更新しているのはサキちゃんだけど生きている証拠になると期待する。
    だけど、溝口が言う、『人ってのは、それらしい情報を与えられると、勝手に想像して、納得しちまうってことだ。』これがそのハッピーエンドを打ち消す伏線という説もあって。悲しいけど、その方がたしかにもっと面白い。 

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.09.06

  • tacom

    tacom

    このレビューはネタバレを含みます

    半グレ?溝口と岡田のコンビ話。

    と思いきや、別の人たちの話も重なって、最終的にひとつの話になる群像劇な感じ。
    伊坂幸太郎っぽいと思いました。
    読みやすくて、すっきり最後に向けてまとまってて面白かった。
    けっこう数年に分かれていろんな冊子に書かれてるってことには驚きました。最初に全部考えてるのかな?

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    投稿日:2022.08.31

  • おもち

    おもち

    伊坂さんの小説のキャラクターがみんな憎めない。いいキャラしてる。ゴルゴはすげえなってことは分かったなってところ、岡田と溝口の掛け合いがすごく好き。
    以前読んだギャングシリーズやグラスホッパー、アヒルと鴨の〜の方が好きだけれど、やっぱり面白かった。

    " 来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいい。レバーをドライブに入れておけば勝手に前に進む。"
    続きを読む

    投稿日:2022.08.30

  • aizakinao

    aizakinao

    当たり屋、窃盗、恐喝など朝飯前。悪事を生業といているけれど、人間味があってどこか憎めない伊坂さんのキャラクターたち。
    エッセイ集『3652』で、「オートマチックのレバー」についての伊坂さんの思いを知っていたため、第一章のラストは心に沁みた。第二章からは徐々に加速していき、怒涛の伏線&伏線回収ラッシュで伊坂さんらしいラスト。読んでいるあいだ、現実を忘れられる楽しいバケーションだった。

    「だって、未来のことはその時にならないと分からないんだし、人生は一度きりですからね。できれば、幸せになりたいじゃないですか」(本文引用)

    岡田くんのこの言葉が刺さった。
    嫌なことも面倒なこともぜ〜〜んぶやめちゃって、残り全部バケーション!したいなあ。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.28

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