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有栖川有栖 / 光文社文庫 (12件のレビュー)
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総合評価:
ツクヨミ
10
車窓からの景色が目に浮かぶよう
鉄道をテーマにしたエッセイ集。著者はいわゆる「乗りテツ」だそうで、本書の後半は鉄旅エッセイ(鉄道で日本各地を回った様子を記したもの)で占められています。前半には鉄道を好きになったきっかけや学生時代の鉄…道旅行の話が収録されていますが、それに加えて「オススメの鉄道ミステリ」が多数紹介されているところがミステリ作家らしいですね。 鉄道好きのミステリ作家が薦める鉄道ミステリ、というのにも興味を引かれましたが、それ以上に鉄旅エッセイが面白かったです。車窓からの風景描写が印象的で、読んでいる自分も一緒に電車に乗っているような気分でした(気分だけでなく、実際に鉄旅に出たくもなります)。 有栖川ミステリのファンだけでなく、鉄道ファンにもオススメしたい1冊です。続きを読む
投稿日:2016.03.22
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えびふらい
有栖川先生の文章は、まっすぐで気取りがなく、とても好きです。北海道鉄道旅に行きたい気持ちが掻き立てられます…!
投稿日:2022.11.02
茶柱たつこ
推理小説家・有栖川有栖の鉄道エッセイ。 鉄道に目覚めたのが大学生時代というのが驚いた。 幼少期の思い出や、学生時代や社会人時代の鉄道旅など。 時刻表の巻頭にある路線図を見ながら読むと楽しさが増すかも。… 鉄道が出てくるミステリー作品を紹介する項目も楽しい。 ぼーっと車窓を眺めながらの鉄道旅をしたくなった。続きを読む
投稿日:2021.11.03
るいこ
鉄道もミステリーもそこそこ好きなので楽しく読めた。 鉄ミスガイドうれしい。 これ参考にしよう。 私はしいていえば鉄の人が書いた本を読むのが好き鉄かな。
投稿日:2017.09.29
tko.m
本格ミステリの大家、有栖川有栖氏による鉄道エッセイ。 鉄道アンソロジー集も読んだ事がありましたが、ここまでの重度の乗り鉄患者だとは露知らずびっくりしました。冒頭では氏がいかにしてこの道に染まったかが…克明に記されていますが、遅咲きではまりだす、というパターンは男性では珍しいように思います。 よく眠る奥さまや敬愛する鮎川哲也先生にまつわる思い出が随所にちりばめられていて、ああこの人の鉄道趣味は人生と深く連関しているのだなとじんわり感心させられました。逆に言うと、氏のミステリを1作も読まず(おいっ!)。人となりが分からないまま本作に接してしまったのはなんとも勿体なく、順番を間違えてしまったようです。 いい加減、ちゃんとミステリ読もうっと。続きを読む
投稿日:2017.07.17
雨彗
書名の「鉄道」に惹かれて図書館から借りて読破。 著者の有栖川有栖氏が大阪の人であることは本書で初めて知った。 昨年、大阪に引っ越してきて今では市内なら位置関係が大まかに分かるので、読んでいて理解がしや…すかった。 また、つい先日第3セクター化している北陸本線も乗ってきたので、そのくだりも大変面白く読んだ。 鉄道旅物を読むには実際に乗っておくに限る。 p.196 前川清は「長崎は今日も雨だった」と歌ったが、寺田町のまわりは今日も自転車だらけだった。 p.197 大阪は夕陽の都なのだ。 日本に生まれたなら、鉄旅好きになるのは自然! 狩勝峠 姨捨 矢岳越え続きを読む
投稿日:2017.03.25
masaru
鉄道の旅は好きだし、新しい路線とか車両の話を聞くと乗ってみたくなるので自分も少しはテツの気があるのかなと思っていたけど、この本を読んで全然マニアじゃなかったことを自覚しました。乗りテツの人なら楽しめる…のかも。ミステリーもほとんど関係ないし…。続きを読む
投稿日:2012.08.18
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