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野梨原花南, けーしん / 富士見L文庫 (9件のレビュー)
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総合評価:
つたもみじ
8
うっかり怪異な世界に紛れこむ、現代文豪ファンタジー。
サックリ読了。小説家・太宰先生と担当編集・水羊がうっかり怪異な世界に紛れこむ。太宰、中原、谷崎、菊池、宮澤。文豪ファンタジー(ちょっぴり史実あり)。小説家の先生たちのイメージはそのままで、誇張した感じ…も楽しかった。著者さんどんだけ宮澤賢治が好きなの。真実と虚構が曖昧で、多少ごちゃごちゃし過ぎな感もあるけど、現代なのに昭和初期を思わせる雰囲気などは良かった。石川啄木の金銭的クズっぷりも別方向でだけど書かれてて笑った。 太宰のキリストとユダに着想を得た短篇って「駆け込み訴え」かしらね。割と好きだわ…あの愛憎劇。続きを読む
投稿日:2016.01.03
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ちこ(´・ω・)
作家たちの名前はかの有名な。 小説家というタイトルから物書きの話かと思いきや、どちらかというと会話や日常がメインだったな。 文豪たちが出てくるのであれば、もう少し彼等の作品に関するお話でも良かったので…は。続きを読む
投稿日:2019.12.06
永杜
小説家と担当編集者の、ただの日常と非日常。 会話文が多いですし、何が起こっているのかも、さっぱり。 途中までは読んでいたのですが、読むのが面倒になって パラ読みで終了してしまいました。
投稿日:2018.04.09
まやのみつる
TLで見かけて、読んで早々「これは『当たり』のやつ!」と確信しながら、 ようやく読み終えました!! 読み終えて良かったけど読み終えたくなかった!!!! あーー久々に「これこれこういうのが読みたかったの…よ!!!」に出会えました… モチーフはタイトル通りの妖怪と小説家で、説明不足一歩手前の丁寧な突き放し方が最後まで続いて良い!! こういう評価がアリかは分かりませんが、 芥川龍之介『戯作三昧』 梨木香歩『家守綺譚』 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』 が、 どれも好きなら、 この作品も楽しめるはず… (て書いたら一種のネタバレ??) あー良かった!!! 続編もあってほしいような、 これで完結したままであってほしいような。 (余談ですがさっき屍者の帝国のAmazonレビュー読んだらけっこう賛否分かれるのですね。私は大好きです。)続きを読む
投稿日:2017.02.13
こうもり
壱の話からじんわりと怖かったです。妖怪は昔からそこに在る存在で、その存在に少しだけ道が触れてしまうだけという雰囲気が新鮮でした。関わりすぎない、妖怪の世界と小説家の世界が交わることもない、でも互いにそ…こにあって生きている、そんな雰囲気が面白かったです。ダザイ先生はチャーミングだな。続きを読む
投稿日:2016.08.20
はるひ
一瞬『文豪ストレイドッグス』? と思ってしまったのは仕方がないだろう。 『月に吠えらんねぇ』とかもそうだけれど、既存の有名人を使ってパラレル的な話作るのって、最近の流行りなの? 読了。 読み終わって…表紙を見返し、 「そういやこの人昔っからタイトルセンスなかったなぁ」と思い出す。続きを読む
投稿日:2016.07.06
はまち
中原せんせいだいすきいいい 宮澤先生の妹さんが良くなった話あたりで心臓をつかまれてあとは一気に読んでしまいました。みんな長生きしてよ... あんまり野梨原作品で思ったことないけどこれは実写化してほしい…なと思いました。ドラマ24あたりで。太宰→玉木宏 水羊→濱田岳 中原→山田孝之とか...駄目か...。続きを読む
投稿日:2016.02.21
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