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村上春樹 / 文春文庫 (71件のレビュー)
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1725407番目の読書家
昔、ファミコンのゲームを持ってなくても攻略本を読むだけで楽しめたように、村上春樹の書評は、その作品を読んでなくても書評のみで独立して楽しんでしまえます。誠実に、真摯に作品と対峙する彼の態度には好感が持…てますし、精緻かつ豊かなアプローチで小説を解きほぐすさまには大いに感銘を受けました。小説が好きな人におすすめです。小島信夫と庄野潤三は、名前すら知りませんでした。『馬』も『静物』も読んでみようと思います。続きを読む
投稿日:2023.10.28
ヒョニョ
村上春樹が、第三の新人と呼ばれる作家たちの短編小説についての解説する本。読んでみると、すべての作家、作品が魅力的に思えてくるから不思議。
投稿日:2023.01.08
hitomi
はるきんの小説の読み方が垣間見れる1冊。こんな読み方があるのか、、!と授業を聞いているような感覚で読めて、なんだか新鮮な読書体験だった。
投稿日:2022.11.19
はやし
文体は(村上春樹特有の)比喩が多くてあまり好きではないが、それはさておき内容はそれなりに面白い。「作家の内なる『狂気』が作家自身を駆り立てた結果、ある種の破綻の顕われとしてできあがるもの」という小説の…本質に関する見解は、かなり定まったものであるらしい(阿部公彦氏の著作にも同様の記述があったことを憶えている)。庄野潤三「静物」および丸谷才一「樹影譚」は読んでみたいと思った。続きを読む
投稿日:2022.11.01
いか
小説と、書き手の分析が面白くて、へー、こういう見方面白いな、個人の思想や思考の、小説への反映のされ方とか、なるほどな、と、たくさん感じました。 が、惜しむらくは、分析の題材となった小説が、ぽいっと!簡…単に手に入りにくいことでした、、、 これらの小説を読んでもう一度読むと、何度も読むたびに気付かされることがありそうです。続きを読む
投稿日:2022.06.13
kouhei1985
小説とは自己と外部(社会?)との関わり方、摩擦、軋轢が基部にあって、それをどう受け入れるか、解決するか、もしくはどう逃れるか、ということと深く関わっていて、基本的にある種の狂気が含まれている。 さすが…に村上春樹の読み、人物・事象が何を象徴するかといったことを掴む力は高い。 よく観察し、何度も繰り返し、疑問点を挙げる。この三点が重要。続きを読む
投稿日:2022.04.12
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