手記 母さんがどんなに僕を嫌いでも

歌川たいじ / PHP研究所
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
3
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2
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ブクログレビュー

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  • dee_dee

    dee_dee

    このレビューはネタバレを含みます

    父親には無視され、母親からは虐待される。
    他に可愛がってくれる大人がたくさんいるけれども、学校に行けばイジメられる。
    そんな環境で育った主人公の内側には「恨み節」ばかりが詰まっていた。
    学生ミュージカルで知り合ったとびきり陽気で人気者のキミツにそれを指摘され、自分には楽しかった思い出や親切にしてくれたひとたちもあったことに気がつく。
    キミツとはお互い本音でののしりあいひっぱたきあえる親友になる。
    就職し、仕事に熱中しすぎて心を病んだ主人公を救ったのは、同僚のカナちゃんとその彼氏の大将。

    ばあちゃんのエピソード、ベタだけど泣ける。

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    投稿日:2019.04.21

  • kusukosu214

    kusukosu214

    人に薦められて映画を観るに際して図書館に予約。好きなブロガーさんも勧めていたので期待していたけれど、それほどでもなかった。

    p129
    心を強くする方法は、いい思い出や楽しい思い出をたくさん作ること。楽しい思い出がいっぱいある人は、簡単に人生に絶望したりしない。

    p158
    「理解っていうのはね、気づいたほうからするものなんだよ。理解が必要だって気づいたほうからするものなの。そうじゃなかったら、理解しあうなんて永遠に無理じゃん」

    p159
    親子の間には、というか、人と人との間には、時として愛情よりも理解のほうが大切だったりするときがあります。
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    投稿日:2019.03.04

  • nf

    nf

    おばあちゃんとのシーンは愛に溢れていて本当に素晴らしかった。私もこんな愛情たっぷりな人間になりたい。

    「楽しい思い出がいっぱいある人は、簡単に人生に絶望したりしない。」
    過酷な状況を経験したあとでも、おばあちゃんから受けた愛情や友達との楽しい時間を心の中で大事にしている著者の姿勢はすごいと思った。続きを読む

    投稿日:2018.12.05

  • usanya3

    usanya3

    このレビューはネタバレを含みます

    自伝的小説かと思ったら、エッセイだった。

    下町の町工場の社長の息子だったたいちゃん。
    お姉ちゃんとお母さんは仲良しだったけど、たいちゃんには冷たかったお母さん。
    それでも工場の従業員さん達にかわいがられて、さみしさを癒していた。
    母さんは美人でなんでもそつなくこなす、友人たちの中では自慢の母だった。
    ある時、お父さんに『誰と遊園地へ行ったんだ?!』と問い詰められる。窓の外につるされてしまったたいちゃんは自分たち3人の他にも男の人が居たとばらしてしまう。

    小学校の時に母親に家族と引き離され、一年間一人で林間学校に放り込まれたり、色々と悲しい思いをしていた。やっと反抗できるようになって、ほっとしたけど、
    やっぱりお母さんは特別な存在なんだよね。
    ちょっとうるってきた。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    糸井重里氏、大絶賛!!
    「心臓が、なんどもぎゅうっとなった。」
    頑張っても
    頑張っても
    不幸が降ってきた。
    どうしたら起こせるだろう…、奇跡。
    他人には決してわからない
    親子のこと…
    1日10万アクセスをカウントする人気ブログ
    「ゲイです、ほぼ夫婦です」の管理人歌川たいじが
    ついに自身の母親との関係を語ります!!
    著者の歌川たいじさんは、リクルート社員時代に全国紙の一面を使った広告でゲイをカミングアウトして話題に。その後「ALL ABOUT JAPAN」の同性愛カテゴリを担当してその人気を不動のものにしました。今回はそんな歌川さんが初めて自身のお母さんとの関係を語ります。壮絶な虐待を受けた子供時代、家を飛び出した10代、社会人になってようやく自分の人生を楽しめるようになった20代、そしてそのときお母さんは…?
    「人は寄り添って生きている」…もし今あなたが自分を愛せずにいるのなら、ぜひこの本を通して歌川さんからのメッセージを受け取って下さい。
    内容(Amazonさん「BOOK」データベースより)

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    投稿日:2018.11.14

  • あだつち

    あだつち

    このレビューはネタバレを含みます

    歌川さんは幼少期にいじめや母親からの虐待をうけ、そのとき受けた傷に、大人になって苦しめられる。しかし、自分自身がそのことにとらわれることによって見ないようにしていたこと、傷のせいにしようとしていた自分がいることに、友人のキミツの言葉で気づく。
    「お母さんを恨む歌ちゃんが、本当の歌ちゃんなの?もっとべつの歌ちゃんがいると思うけど。」
    そのことばで歌川さんは生きづらさを傷のせいにしようとしてきたから、傷を手放せなかったのだ、きづく。
    この本、糸井重里さんも「心を震わせながら読んだ」と絶賛されていました。ぜひ読んでみてください。

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    投稿日:2018.08.16

  • bokemaru

    bokemaru

    漫画家で人気ブロガーだという著者の手記。元々コミックエッセイだったものを手記にまとめ直したものらしい。
    脚本を書いたり小説を書いたり、文筆活動もかなりされているようだ。コミックエッセイの方は全く読んでいないのでよくわからないが、手記にあたって敢えて触れていないこともあるとのこと。文章を書くことが好きとご本人も仰っている割には、あまりこなれた感じもしない。そのせいなのか、重い経歴であるはずの著者の本当の核心部分は、なんとなくスルーされているような、うまくけむに巻かれたような、もやもやした感じがぬぐえない。手記の対象が若い世代向けだから、とかなんとか言われているのをどこかで見た気もするが。
    とにかく、虐待を生き延びてそれなりに自分らしい人生を掴んだ人は皆、やっぱりそのさなかに、自分を受け止めてくれる人に出会っている。人は信じるに足るものだということを学べずに育つと、社会で生きていく力を持つことは難しい。それは逆に、自分をそのまま受け入れてくれる人や場所があれば、どんな苦しい状況であっても、社会で真っ当に生きていくことができるということでもある。いかに生育環境がその後の人格形成に大きな影響を及ぼすかを考えると、この国の子どもを守る法律、制度が不備だらけに思えて仕方がない。
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    投稿日:2018.04.18

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