【感想】キングダム 40

原泰久 / 週刊ヤングジャンプ
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
18
6
2
0
0
  • 嬴政と呂不韋の政争がついに決着!

    暗殺、成蟜の内乱・皇后のクーデターの利用など数々の策で嬴政を葬り去ろうとした呂不韋が失脚します。

    呂不韋四柱と袂を分かった昌平君が実戦に出るところが描かれていますが、
    むちゃくちゃ強いです。
    強さは蒙武級、頭脳は李牧級とジョーカー的な強さを発揮しています。
    一緒に戦った壁の出番なし(将軍なのに…)
    そういえば、王騎が総大将に任命された際に激怒した蒙武を治めたのも昌平君でした。
    蒙武は昌平君の強さを知っていたから鉾を収めたのかもしれないです。

    戦いの後、呂不韋との決着がついたことを知った昌文君が目頭をおさえながら
    涙するところは本当に長くきつい戦いだったんだなと心に響きます。

    これで前半戦は終了し、41巻以降は秦が中華統一に向けて進みます。
    次巻が待ちきれません!今すぐ読みたい!
    続きを読む

    投稿日:2016.01.19

  • 嬴政の正義と冷徹、そして...

    前巻から引き続き、嬴政と呂不韋の論戦。今巻は嬴政のターンです。

    嬴政の主張する「人間の本質」が正しいかどうか別としてロマンチシズムに満ち、人を惹きつけ、共感し易いものであることは疑いようもありません。そして事を成す為にとる手段はそれに反するリアリズム。

    前巻のレビューで「呂不韋の主張の行き着く先に何が起こるのか、まさに我々は知っています」と書きましたが、嬴政の主張でも同じことが言えます。物語を俯瞰して見ることのできる読者の特権です。

    そして我らが主人公、信。今巻は昌平君と河了貂の活躍の前に一歩譲りはしますが、要所要所できっちり出てきて活躍してくれます。
    続きを読む

    投稿日:2016.02.05

  • 秦国内統一戦終結

    ついに政と呂不韋の対決に決着がつきます。
    40巻は見どころ、感動する場面がとても多いです。
    陽ちゃんが向ちゃんと麗を逃がすために、自身を犠牲にして二人を逃がそうとするところ。
    その陽ちゃんの決意に間一髪間に合う信。
    咸陽城外で戦う河了貂や尚鹿将軍が圧倒的不利な状態で到着する昌平君と昌文君一団。
    咸陽での戦いに勝利後、昌文君が信に「政の加冠」、「呂不韋の失墜」それがどういうことなのか言ってくれといわれた後の
    昌文君の言葉など。
    中でも昌文君の男泣きには感動しっぱなしでした。
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    投稿日:2016.01.20

ブクログレビュー

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  • kurodama

    kurodama

     巨大戦国絵巻のようなシリーズ40作。政VS呂不韋という傀儡の王が、国家権力を握る内戦を描く。
    外に攻め入る秦は、国内で大きな三つ巴の混乱を生じていた、もと王妃、現王の母と、最大精力、商人からのし上がった呂不韋、そして政王、それぞれが軍を擁して、母が謀反を起こす。
     最後に勝つのは王か、宰相か。母の謀反を唆し、国を乗っ取ろうとした呂の画策と、一家自体を滅ぼすことになる顛末までを描く。内乱というテーマでかなりの時間を割いているが、それほど面白い。そして、始皇帝となるためのコンセプトである、法治国家構想や、人間の光にこそ価値があり、信じるべきものという信念が示されていく。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.02

  • ピカ

    ピカ

    あいこくが発展したのち、滅びるシーン。
    政が最後に自分の実の母、太后やその子供たちを捌くかどうか少し涙を誘う場面もあり。
    一気に読めた。

    呂不韋との対面でのやりとりも面白い。ついに勝利。

    投稿日:2022.06.24

  • tsukasa26

    tsukasa26

    人が闇に落ちるのは己の光の有り様を見失うから 蛮勇だ たちまち大きな濁流となり全軍敗走の形となった 国家の禍となる火種は完全に消しておかねばなりません 政と呂不韋の親子説 最後まで…二人の遺児の命を助けようと粘ったのは大王本人らしいです続きを読む

    投稿日:2022.02.12

  • しょう

    しょう

    なんとか信が間に合ってセーフ。
    そして昌平君が間に合って、反乱鎮圧。
    太后もろうあいもなんか切ない。

    投稿日:2020.02.24

  • にゃんこ

    にゃんこ

    このレビューはネタバレを含みます

    VS呂不韋の決着と、嫪毒事件が気になりすぎて、もう読まずにいられない状態に。40巻で一定落ち着くようです。

    しかしそれまでの、宮女・向ちゃんと陽ちゃんの危機にヒヤヒヤでした。
    ・・・と、そういえば信が「守らなければいけないのは、政の子どもだ」と言ってましたが、向ちゃんとこの娘・麗ちゃんのほかに同い年ぐらいの男の子がいるはずですが?そっちの話はほとんど出てこず、風の便りで登場する程度、片や向ちゃんの娘は逃亡の手引きされるところも詳細に描かれて
    いるのがなんか違和感です。

    嫪毒処刑のエピソードは涙なしでは読めません。嫪毒と太后様の遅まきながらの純愛に泣けました。そして向ちゃんの政を思う気持ちにも。

    そして気になっていたあの二人は・・・無事でよかった!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.02.14

  • hejda

    hejda

    呂不韋vsえい政 終結!?第1部完
    ・中華統一宣言!
    ・陽ちゃん=根性女
    ・昌平君(楚出身)
    ・ロウアイと太后の純愛?エピはどこまで史実なんだろう?意外にけっこうロウアイのキャラが美味しかったので驚き。(車裂き…)
    ・ロウアイと太后の遺児はどうなったんだろうなぁ。
    ・政の呂不韋の子説は引用したけど、採用しない(史記)ことになってた。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.04

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