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伊与原新 / 講談社文庫 (6件のレビュー)
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総合評価:
ココすけのままりん
6
走磁性バクテリアはすごい!
宇宙というワードで連想するものは? ①北斗七星がわかる。②最近のプラネタリウムは素晴らしい!心地よすぎて5分も爆睡してしまった。 ③水金地火木土天海冥と木土海天冥地金火水(覚えた当時のままで暗礁できる…。現在はちょっと違うらしい) この程度です。でもでもこれからは違います。 『僕たちは火星生命の子孫』めっちゃ興味がわきますよね。 そして少女のたった一言ですべてがつながった! これは火星と地球の35億年という時空を越えた再会。パンスペルミアかあ!これは浪漫、ロマンですよ。 最後に来てもまたまた興味深い事柄が。『謝辞』にて「科学界のインディージョーンズ」長沼毅さんの名前がありました。 百地先生たちが真相を追求していくことが、私にとっての未知なる世界の様々な幕開けでした。 ひょっとして難しいかもと思って読み始めましたが、なんのなんのバクテリアさんまでもがWelcomeしてくれました。続きを読む
投稿日:2016.02.06
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tati
2読目。大学の論文に携わる仕事に転職したので、前回はさらっと読み流していた(著書の得意分野だと思われる)研究者目線のリアルさがとても面白く感じた。
投稿日:2023.06.30
黒い☆安息日
このレビューはネタバレを含みます
伊予原新の未読作品 作者18番の理系エンタメ小説で、本筋は殺人事件の半便探しだが、語られる舞台は壮大。地球生物起源説に話が及び、ことがことならSF作品としての展開もできただろうに。 日本の研究機関に対する予算配分の少なさ等に触れており、少々語るすそ野を広げすぎたか…。探偵役の天才教授百地の天才っぷりも、とってつけたような感じがするし。粗削りさは否めないかな。 それにしても、日本の教育研究分野への資本投下の少なさはなんとかならんもんかなぁ、と思う。消費税も上がり、他の税金も結構持ってかれてると思うのに、年金も足らん、保育予算も足らん、ライフラインの維持費用も足らん、文化への投資も足らん…。ほんならどこに金使ってるんよ?と思うなぁ。
投稿日:2022.08.23
midori
鉱物のことも宇宙のこともわからない私もおいてきぼりにされることもなく読み進められました。 研究者って本当に好きな仕事を出来て羨ましく思っていたのですが、けっこう大変な仕事なんですね そして悲しかった。… 続きを読む
投稿日:2021.10.30
taroneco
理系の修士課程を修了しているため、大学の雰囲気や風変わりな先生など、容易に想像でき面白かった。生命の起源などの話も興味深い。ただ、謎解きがすこしわかりにくい。
投稿日:2015.12.20
講談社文庫
火星隕石に生命の痕跡が見つかった。世紀の発見を取材する記者・小日向に“ルカの末裔”から隕石論文の偽装告発メールが届く。研究室には、教授の遺体と方舟形に加工された隕石が残されていた。小日向は“天才”百地…教授と謎の解明に乗り出す。東大院卒作家が研究の栄光と暗部を描く、傑作理系ミステリ!続きを読む
投稿日:2015.10.15
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