【感想】黒田日銀 最後の賭け

小野展克 / 文春新書
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
0
3
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • tanketanketanke

    tanketanketanke

    日銀の黒田総裁がなぜ騒がれ、そして何を目指しているのか。
    下記の言葉に興味があり、それを一連に紐付けたい人は一度読むと整理できてとても良いと思います。

    インフレ、デフレ、リフレ
    日銀、異次元緩和、黒田総裁
    円高、円安、株高、株安
    消費税増税先送り、安倍政権
    インフレターゲット2パーセント
    FRBバーナンキ、QE
    公定歩合、マイナス金利、ゼロ金利
    続きを読む

    投稿日:2017.11.16

  • コロちゃん

    コロちゃん

    本書は2015年10月発行。黒田日銀の野心的取り組みがどうなるのか期待と不安が錯綜していた時期だった。しかし昨今の状況を見るとどうやら「最後の賭け」は「負け」となりそうだ。
    著者はジャーナリストだけに、本書を読むと「異次元の金融緩和」と「アベノミクス」がどのような経過をたどったかがよくわかるが、安倍総理と黒田日銀総裁はもう「敗北」を認める時期が来たのではないだろうか。
    何が日本の為に一番良いのかを真摯に考える時期が来たように本書を読んで痛切に感じた。
    不可能な高い経済成長を追い求めるのは「見果てぬ夢」だ。日本は現状を維持する緩やかな成長と格差を是正する再配分の強化を目指すべきだと本書を読んで思った。

    2017年6月読了。
    続きを読む

    投稿日:2017.06.26

  • amano225

    amano225

    先日、日銀がマイナス金利の導入を決定というニュースを見たので読んでみた。もちろん、マイナス金利については書かれてなかったけど、異次元緩和もマイナス金利も本質的なことは同じかもしれないと思った。
    まあ、目標の二年でインフレ率2%というのは無理そうだけど、そうなるように取り組んでいってほしいところ(インフレになる前に、日銀の総裁や役員の年収はあがってるそうだけど)。
    甘利氏もこんな時期に辞任することになったけど、今後の日本経済はどうなるのだろうか。
    何気に驚いたのが黒田東彦さんが71歳だということ。てっきり、60前後ぐらいかと。愛好のある顔が若くみえるんだろか。
    続きを読む

    投稿日:2016.01.31

  • H.Sato

    H.Sato

    安倍首相が円安、株高を演出した。
    多忙な時期に知的な関心を失わず、高度な哲学書の翻訳をこなしていた黒田は異色の官僚だった。

    投稿日:2015.11.15

  • pumpkindad

    pumpkindad

    大胆な金融政策が光る日銀総裁の人を引き付ける豪胆さが伝わってくる。
    一緒の組織にいれば、魅力的な上司かもしれない。

    投稿日:2015.11.13

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。