【感想】薬石としての本たち

南木佳士 / 文藝春秋
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
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ブクログレビュー

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  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     南木佳士さん、42歳でタバコを吸う元気がなくなったそうです。手元にないと落ち着かない本は、坂口安吾「堕落論」、深沢七郎「楢山節考」、丘沢静也「マンネリズムのすすめ」など。「薬石としての本たち」、2015.9発行。哲学的な本がお好きなようです。エピクロス「教説と手紙」、大森荘蔵「流れとよどみ 哲学断章」、中島義道「時間を哲学する」、養老孟司「唯脳論」「脳と自然と日本」「手入れ文化と日本」、若月俊一「村で病気とたたかう」、ジョンJ.レイティ「脳を鍛えるには運動しかない」、芥川龍之介「秋」など。

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    投稿日:2023.04.19

  • 例幣使

    例幣使

     同僚に「面白い」と言われ、『ダイヤモンドダスト』を読んだ事だけが記憶にあり、書評にあったのを見つけてにとった。
     医師である著者が、一部専門書について述べる部分で、慣れない部分はあるものの、総じて「面白い」。
     冬物語『うさぎ』や『ダイヤモンドダスト』、本書で紹介された書籍についても、一度読んでみようと思う。
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    投稿日:2016.02.07

  • debuipipi

    debuipipi

    「八冊の本を介して『わたし』の来歴を記述し」た本 (p28).
    本自身の紹介の部分はそれほど多くなく,その本を取り巻く著者の来歴の部分が主.自伝風な記述もあり,著者のエッセイの愛読者であれば,すでに知っているエピソードも多いが,必然的に医師として部分にも多くのページが割かれているのが他の本にないところ.とりあげてられている八冊の本も次のように医学書を含むもの.
    H. Yamashita: Roentgenologic anatomy of the lung
    若月俊一:村で病気とたたかう
    エピクロス:説教と手紙
    養老孟司:脳と自然と日本,手入れ文化と日本
    大森荘蔵:流れとよどみ
    岡沢静也:マンネリズムのすすめ
    ジョン・レイティ:脳を鍛えるには運動しかない
    石山公一他:マンモグラフィのあすなろ教室
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    投稿日:2016.01.31

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