【感想】ようこそ実力至上主義の教室へ 2

衣笠彰梧, トモセシュンサク / MF文庫J
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
3
4
6
0
0
  • ラブコメはあまりないけどドキッとすることはある

    一巻でポイントですべてが買える制度
    そのポイントをどう貯めていくのか。
    この巻でも同様に問題児須藤の事件から始まる。
    同じ流れかと思わせながら実はそうじゃなかった。
    そして新たに登場するBクラスやCクラスなど、他のクラスも色々登場してきてますが、
    話を広げて読みにくいという感はなく、どんどん引き込まれていくので非常に次も気になる。

    ラノベでありがちな、なぜそうなったのかよくわからないまま、後で話すと引っ張って最後になんじゃそりゃと感じで予想が一切つかない状態で話を引っ張り結末に興ざめすることがよくあります。

    このラノベでは徐々に情報がでて想像しながら読めていき、ひょっとしたら?と思いながらも状況上、今説明できないのがよくわかります。
    そのうえで、後で話すというながれになりどうなるんだと引き込まれながら読めるので非常に楽しい。

    ただ一巻の時点で感じたのが、主人公綾小路目線で進みますが、彼のことを何も知らない。
    謎が謎を呼ぶ展開。
    イラストも綺麗だし挿絵も大画面で登場人物の7/1時点での評価などものっていて興味深かったです。
    続きも気になる。
    続きを読む

    投稿日:2015.11.04

  • 救えるか、救うべきか

    またしても渦中の須藤。今回は明らかに他人を蹴落とそうという企みの被害者だが、それに対抗し逆転する展開は、むしろオマケに近い。

    本人の素行の悪さがトラブルを招き、また解決をほとんど不可能にしているという事実。
    それを本人がきちんと理解せず、反省していない点。
    それでも助けようとするべきか?・・・というのが物語の軸。

    我らが主人公・綾小路は、冷静に状況を分析しつつ、率先はしないが他人の努力は尊重しようというスタンス。
    孤高のヒロイン・堀北は、勝ち目がない以上、素直に自業自得で反省しろ、という方向。
    諦めず前に進ませようとするのは、やはり社交家の櫛田で。
    でも目撃者の佐倉は、どうしても名乗り出たくない事情があり。

    結局、人は誰のために、何のために動くのか。
    けっこう考えさせられるテーマである。

    相変わらず友達付き合いの仕方がわからず困惑している綾小路だが、大事な時に的確な声掛けができるのだから、じゅうぶん立派だろう。
    新しくBクラスの実力者とも仲良くなるし、さりげなく人脈は広がってるかも。
    はっきりとした敵も現れたようだが。

    綾小路のデータに「別途資料」があるのはだいたい想像がつくが、櫛田さんも「別途資料」付きだった。
    他もいろいろと事情がほのめかされている人たちが多いが、今回はまだ深く踏み込まず。
    次巻からはその辺も見えてくるらしい。
    続きを読む

    投稿日:2015.10.25

ブクログレビュー

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  • あやぴょ

    あやぴょ

    一巻を読んで続きが気になり全巻購入しました笑
    新しく可愛いクラスメイトが登場し、クラス(学年)の全体像が少しずつ明らかになっていくのが楽しいです!今回はケンカをキッカケにクラスの評価が落ちないように事実を証明していくお話。感情的になったり、事実だけを言い合ってもことは解決せず、ある工夫を施して解決!逆にそれをキッカケに解決能力のあるものにみんなの視線が向いていく、、
    早く全部読みたい!
    続きを読む

    投稿日:2024.02.07

  • ディひター

    ディひター

    全体的に頭がキレるキャラが多いので、読んでる間の疾走感が強いですね。ページを捲りたくなるというのは強いポイント。

    投稿日:2024.01.31

  • kick

    kick

    このレビューはネタバレを含みます

    7月頭にポイントが入らずトラブルで遅れていると説明を受ける。
    須藤がCクラスのバスケ部員と喧嘩になったという。どちらが手を出したかで水掛け論になり、須藤が停学の危機になる。

    Bクラスの助けも借り、須藤の停学を阻止するため行動する。
    Cクラスの背後に龍園という男がいることを知らされる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.07.13

  • 読生

    読生

    その人たらしは意識的か無意識か。
    その辺りで恐ろしさが変わるけど、よく考えたらどっちも恐ろしかった。質が違うだけね。
    面接官のデータ、あれが項目の全てかというとそれはわからないのよね。
    というか面接の段階でクラス分けまでするの?
    大変ね面接官…。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.16

  • ebshi1004

    ebshi1004

    【問題児を救うべく、偽りの仮面を脱ぎ捨て、真実を証言せよ】
    Cクラスの陰謀で、罠に嵌められた須藤を助ける為に事件の鍵を握る佐倉の助力を仰ぐ物語。

    人と接する事が苦手な佐倉。
    孤独に身を浸そうとも心のどこかでは愛に飢えていて。
    それを脱する為に偽りの仮面を被り、本当の自分を隠して生きてきた。
    そんな折、クラスメートの須藤が問題に巻き込まれる。
    真実を知っているのは自分だけ。
    衆目の場で真実を話す事はかなりの勇気が要る。
    嘘と誠が錯綜する中、清隆の機転で一つの解決策が浮かんでくる。

    自らの過ちを素直に認める事で強くなれるのだ。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.23

  • Storia

    Storia

    綾小路の才能が片鱗が見え始める。生徒会や他のクラスの様子も徐々に明らかになり、舞台が整ってきた。
    アニメも1期の途中までしか見てないので、原作とアニメ、どっちを先にするか嬉しい悩み。

    投稿日:2022.12.23

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