新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
吉本ばなな / 幻冬舎 (145件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
みん
4
よしもとばななの世界に長い間触れていたい方へ
よしもとばななさんの作品にしては上下巻あり、ボリュームのある作品です。 とは言え短編を読んでいるときと感覚的には変わりませんでした。 短編を読んでいるときにはこの主人公の話、もう少し読みたいなと思うと…ころがしっかり満喫できる1冊という印象です。 ストーリーは説明するのが難しいですが、頭を打って記憶があやふやなことが不安だけど、周囲からは一皮むけた感じで好印象だと言われる主人公と、ちょっとした異能力に目覚めてしまい悩める小学生の弟が共に旅行をして様々な変わった人たちに出会い、悩みを乗り越えていく?話でしょうか。 変わった設定も多いですが、日常を描いたお話だと思います。 私はエピローグの最後の数行に出てくる主人公と恋人の関係がたまらなく好きで、そこを読むためだけに何度も読んでいます。 よしもとばななさんの作品が好きな方には是非読んでいただきたいです。続きを読む
投稿日:2017.02.21
報告する
"powered by"
のとくり
上下巻通じて、なんの話だか、さっぱりわからなかったのだが、幸せな気分でページをめくった記憶だけは鮮明に覚えている。物語というより、音がない音楽のような小説。
投稿日:2024.03.16
em@
主人公の若林朔美は28歳。 お母さんとお母さんの友達と父が違う弟といとこの女の子と住んでいる。 芸能人だった妹を無くし、自分は階段から落ちて頭を打って記憶がおかしなことになっている。 そんな朔美の毎日…が、彼女の頭の中の様子と共に綴られているお話。 妹の元恋人と関係を持つなんて、 最低な女だなと思って読んでたけど、 人生何があるか分からない、 人生に起こることの受け取り方って、 もっと自由で良いのかもな、と なんか不思議な気持ちになった。 時に弟の由男に共感し、 時に朔美に共感し、 でもなんか、竜一朗のことは嫌いかも。続きを読む
投稿日:2024.01.28
Tommy
なんだろー。 なんだろーなぁー、この感覚。 静かにはじまって、下巻へ続く!みたいな。 ワクワクというより、ネットリと静かにという感じかな。
投稿日:2023.12.09
ぱ
文章の書き方/進ませ方が、私にはちょっと難しかった。 一言一言ちゃんと読まないとストーリーに置いていかれる、独特の世界観。
投稿日:2023.12.03
manami
「そういう時母はまるで天からの言葉みたいに、すがすがしい発音で、まっすぐな瞳で、言う。わずかな濁りすらない、確信に満ちた響きを発する。愛されて育った娘の持つ財産だ。傲慢というほどでもなく、弱くもない、…許された心の持つ偉大な力だ。」 続きを読む
投稿日:2023.11.28
イシモカ
初めて吉本ばななさんの本を読んだ なんというか、感性がすごい。 そしてそれを言葉にするのがとても上手で、ありそうな日常なのにとても愛おしくて特別なものに感じる。私は夕日の描写がだいすき! 純子さん…は「愛」を、「形や言葉ではなく、ある一つの状態なの。発散する力のあり方なの。求める力じゃなくて、与える方の力を全員が出してないとだめ。」だと、朔子の母は「愛」を、「甘い言葉でもなくって、理想でもなくて、そういう野生のありかた」「人間が自分や他人にしてやれること」だと言っていた。 全部その通りだと思う。その人の思う「愛」が「愛」なんだと思う。私にとっての「愛」ってなんなんだろう。 下巻も早く読みます!続きを読む
投稿日:2023.11.26
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。