【感想】勘三郎伝説

関容子 / 文春文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • より

    より

    図書館で。
    勘三郎さんも亡くなられて大分たちますが、舞台で一度観たかったなぁとしみじみ思います。
    自分が歌舞伎に興味を持ったのが、WOWOWで放映されていた平成中村座で、歌舞伎座こけら落とし公演で観られるかなと思っていたのに残念です。結局三津五郎さんもあの時の助六が最初で最後だったんだな、と思うと色々もったいない限りです。

    歌舞伎が好きな人だったんだろうなぁというのはよく伝わってきました。とは言え過去の恋の話なんて言うのは今のご家庭には複雑な話なのかもな、なんて思いながら読み終えました。ホント、一度は観たかった、それに尽きる気がします。
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    投稿日:2023.05.28

  • zyasuminntea

    zyasuminntea

    伝説になる前にもっともっと観ていたかった。自分が観た勘三郎さんがフワッとよみがえってくるようだった。

    投稿日:2018.10.29

  • manaview

    manaview

    芸人というのは最終的には「芸を見せる」ということより「人間を見せる」もの、歌舞伎や落語は媒体にすぎず、その魅力ある人間に観客は会いにいく。伝説になる人たちはその一挙手一投足で惚れさせてしまう。だから後世に語り継がれる。続きを読む

    投稿日:2017.02.12

  • 薔薇★魑魅魍魎

    薔薇★魑魅魍魎

    群衆に囲まれたなかの中村勘三郎と会ったことがあります。

    例によって歌舞伎については頭から小馬鹿にしていてまったくといって見たことがありませんが、あっ、といっても去年だかに母が興味を持って見に行きたいと言い出したので、とりあえずWOWOWの歌舞伎特集をブルーレイにダビングしたら10枚にもなったことがありました。

    それはともかく中村勘三郎には、何年か前に偶然ちょうど歌舞伎座の前を通りかかったときに、おば様だらけの群衆の塊に遭遇したおり、何だろうと好奇心丸出しになってその中心へ向かってかき分けて入って行ったら、たしかに見知った人物がいたのでした。

    それが、大河ドラマ『元禄繚乱』(1999年)映画『戦争と人間・第一部』(1970年)『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)『やじきた道中 てれすこ』(2007年)で見たことのある中村勘三郎でした。

    でも、そのときの場面といったら、周りのおば様たちも爆笑ぎみだったのですが、ちょうどマッカーサー元帥と今上天皇とのツーショットと見紛うほどの様子で、それは私が182で彼が165で・・・、終戦直後の写真とは少し大袈裟かも知れませんが、たぶんそんなイメージで見られたのだと思います、その場の方々は。

    木霊するような爆笑の渦が沸き起こったのを、昨日のことのように覚えています。
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    投稿日:2015.10.18

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