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明石康, 木村元彦 / 集英社新書 (20件のレビュー)
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波瀬龍
【由来】 ・図書館の新書アラートで明石康。久々だと思ってその本の概要を見てみたら明石著作でこんなのがあったので興味を持った。ちょうど「独裁者のためのハンドブック」を読んでるところでもあるし。 【期待…したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・続きを読む
投稿日:2018.10.28
ペラート
平明で読みやすい文章であったが、盛り込まれた内容は非常に充実している。国連という立場からの平和構築について、現場的な観点から生々しく回想されている。カンボジア、旧ユーゴ、スリランカにおける、私でさえ知…っているような政治リーダーたちとの和平交渉の記録は、極めて貴重なものだと思う。明石さんの鋭い観察眼により捉えられた指導者像は、興味深かった(特にシハヌーク、ミロシェヴィッチ、カラジッチ、ムラディッチについて)。 明石さんは、特定の主体に対して肩入れしないポリシーを貫徹し、しかしながら相手の言い分・立場・背景を尊重しながら交渉を行った、慎重、冷静、柔軟、相対的、戦略的、現実主義的な調停者であったことが伝わってくる。終盤に語られる交渉者論についても、読者にとって一社会人としても非常に参考になるものだろうと思った。また、明石さんの決断力、多角的な行動力、思考の明晰さと一貫性、そして高潔な人柄については、個人的には大いに尊敬したいと感じた。 (一応、自分用のメモとして補足する。本書はあくまでインタビュー形式により行われた「回想録」であり、学術的な観点から資料として用いるには困難が伴うことは否定できず、使用する場合には細心の注意が必要とされると思う。あくまでPKOや和平交渉の舞台裏についてと、明石康さん(の個人的な考え方)について、大まかに知るための予備知識的ツールに過ぎないことに留意しておきたいと思う。)続きを読む
投稿日:2018.07.30
tokyobay
著者の体験談が中心。書いているのも本人ではなく、インタビューの文字おこしであり、交渉術として体系化も整理もされていない。国際政治の舞台裏に興味があるならいいのかも。
投稿日:2014.11.03
UMA
元国連事務次官の明石康さんが、紛争国の指導者達といかに交渉し、平和を目指してきたかが書かれている本。書かれている内容にうそがあるようにも感じなかったが、どうしても自分に都合のよいことしか話していないよ…うにも感じた。 まあ、独裁者だろうがなんだろうが(この本に出てくる人を独裁者と呼んでよいのかどうかにも疑問が残るが)、一人の人間として話し合うことは出来るということがわかる。続きを読む
投稿日:2012.06.26
swlsc
日本人初の国連職員、明石康氏が国連での平和維持活動などでの経験について、ジャーナリストの木村氏のインタビューに答えるかたちで進んでいくもの。 『「独裁者」との交渉術』と銘打っているが、どちらかという…とカンボジアやユーゴ、スリランカでのPKOの経験について語っている部分が大部分である。続きを読む
投稿日:2012.03.10
sasha89
タイトルを忘れて読んだ方がいい。交渉に必要なのは説得力でも発言力でもなく、聞き取る力。「言うこと聞かないと武力行使しちゃうぞ」じゃアメリカだもんね。国連がそうなったら、国連じゃなくなってしまうもの。
投稿日:2011.11.22
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