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小松重男 / 光文社文庫 (1件のレビュー)
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亮
明治の立役者、勝海舟の親父勝小吉。 男谷平蔵の三男坊亀松は七歳で旗本勝家の養子となり、小吉と名乗る。 小吉は父平蔵が妾に産ませた子、正妻から疎まれた存在だった。歳の離れた二人の兄、彦四郎と三郎右衛…門は、祖父男谷検校が築いた莫大な財産によって、幕臣として仕える身。小吉はこの家族の中にあって異分子的な存在であった。 勝小吉自伝『夢酔独言』を引き合いに出しながら、活き活きと小吉が描かれる。 勝海舟の親父小吉はとんでもねぇ悪たれだったようだ。小気味好い一冊でした。続きを読む
投稿日:2018.11.21
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