有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。

ドリヤス工場 / トーチ
(52件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
7
7
23
6
1
  • パロディがたどり着いた境地

    水木しげるの絵のタッチ、雰囲気を忠実に再現したパロディ作品で人気を博しているドリヤス工場。本作はそのタイトルの通り、古今東西の名作たちを10ページ程度に圧縮した短編集です。

    太宰治の「人間失格」、夢野久作の「ドグラ・マグラ」といった日本の古典からフランツ・カフカの「変身」まで、あらゆる文学作品を水木しげる風味に変換していきます。

    独特のミスマッチさにシュールな面白みを感じますが、お話自体は決してコメディタッチではありません。元となる作品の要所をきちんと抑えた話運びと、憂いを感じさせるラストはどれも秀逸。

    一見取っ付きにくい雰囲気をたたえる本書ですが、実は至極真っ当な文学入門として機能しているのです。
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    投稿日:2015.12.28

ブクログレビュー

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  • だいちゃん

    だいちゃん

     相変わらずよく分からない話が多い笑
     夢野久作という人は知らなかったが、ドグラ・マグラという話は面白かった(面白そうだった?)。

    投稿日:2021.03.18

  • えり

    えり

    全部読んでいたら力尽きるであろう本たちのあらすじが、ぱっと読めるようにまとまってくれていてありがたい。サラサラ読めたし、これまでに読んでいたものはあらすじを思い出すことができた。
    気になる作品を見つけるにはいいと思う。
    漫画として読むと、文学作品を文学作品たらしめる文章というものがなくなっているので、如何にもこうにも奇妙奇天烈なストーリーだなぁという感じがする。作家のプロフィールが載っているけど、改めて、作家って幸薄い人多いなぁと思った。
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    投稿日:2021.01.23

  • 柚月

    柚月

    メディアで紹介されたということから気になり購入。
    読んではみたけれど…。
    元の文学作品全てを読んだことがあるわけではない。
    それでも…。
    元の作品の「旨味」部分だけを抽出した結果、「エグ味」が出たのではと感じた。

    例えばこれから『人間失格』を”読まなければならない”。
    でもどういう話か知らないし、原作は読みづらい…という人には、大まかなあらすじをこの漫画で知り得てから挑戦すれば良いかもしれない。

    純粋に文学作品を楽しみたいのなら、私は原作の方をオススメしたい。
    続きを読む

    投稿日:2020.09.21

  • akiuwa

    akiuwa

    [墨田区図書館]

    入試に出やすい文学作品を粗筋だけでもしっておくと、という会話から探して見つけたシリーズ。"入試に出やすい"わけではないけれど、とりあえず表題通り有名どころの作品が入っていた。しかもこれはシリーズで数冊似たような本が出版されていて、それぞれのラインナップ傾向が表題からは分かりづらかったが、とりあえずこの"有名"本では、一般的にはあまり好んで多く読まれそうにない日本文学ものが多かった感があった。

    具体的には人間失格、山月記、檸檬、舞姫、サクラの森の満開の下、変身、三四郎、など。昔河出書房の世界文学全集と日本文学全集が実家にあったが、背表紙に色も入っていて、話としても「物語」感の多い世界文学全集は好んで読み漁ったが、白っぽいただ一色の堅いイメージの背表紙に加え、数冊途中まで読みかけては面白くなくて手に取るのをやめた日本文学全集を彷彿とさせるラインナップ。

    ただ後半になると、注文の多い料理店、ごん狐、イワンのばか、モルグ街の殺人など、実際に自分も好んで読了している話も入っていたが、前半は、、、読んでいてかなりキツかった。そもそもこのあたりの話は、大抵読むに堪えないどうしようもない男の話としか思えないものが多い上に、水木しげるかと思うような古い昭和感のあるぼやけた絵柄。そしてそのようなオチのない生活記のような話を10ページほどにまとめようというのだから、ストーリーを追えても「なんでこんな話が有名となったんだろう」と思えるようなわけのわからない話。

    ただ、読んでいて中盤で、いっそ主人公の気持ちも補完していっそあるていどまとめて"紹介"した作りの話にしたほうがストーリーも読みやすく理解しやすいのにと思ったけれど、そうだな、この本は「あらすじ」紹介ではなく、「読む」本だしな、と自分の希望のズレを認識。そう思って続きを読むと、作品によってはト書き?がカタカナ交じりだったり、持って回った表現だったりするのも、まるで原文を読んだような気にさせるための仕掛けかと思うに至って妙に納得。後半になって自分も知っている話がどう描かれているのかを読める段になって、モルグ街の殺人などでやはり元の話(の良さ)がわかりづらいことを再確認したけれども、それでも元の話をそもそも読む気がおきないうちはこれでいいのかもな。

    そういえば一時期読んでみた「マンガで読破」シリーズでも、分からない話は分からなかった。ページを追加したところでやはり文間の感は文章とマンガでは異なるし、そもそも国文学ではなぜそんな自堕落な生活を送るのかという主人公、そしてそれをわざわざ文学とするのかと思うよく分からない話が多いし、逆にこの手の本で「いったいこれは何だ、本当にこういうわけのわからない話なのか」と思って原作を読むかもしれないし、何事も一利あるだろう。シリーズの他の本も数冊読んでみようかな。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.26

  • 坂本一馬之介

    坂本一馬之介

    タイトルのまんまだが、文学作品に全然触れて来なかった人間からすると、ザッとたくさんの作品に触れることが出来て勉強になった。

    投稿日:2020.07.22

  • mucky

    mucky

    amazon unlimited に入っていたから読んだ
    正直純文学をダイジェストで読んでも全く心に響かない
    逆にいうと、プロットやギミック以外のところに妙味があるのだろうなあとおもった。短時間で25個もの小説のあらすじが分かるのは便利。続きを読む

    投稿日:2020.07.06

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