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中川一徳 / 講談社文庫 (8件のレビュー)
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tanketanketanke
フジ産経グループの成り立ち、鹿内一族の歴史と栄光からの日枝さんのクーデター。前編はこの辺まで。 ずっと読みたくてやっと読めた。 ちなみに司馬遼太郎は元々産経新聞の記者なんだと。
投稿日:2017.11.16
RA101E
フジテレビといえば「鹿内」さん、と思っていたら、いつのまにかその名前が出てこなくなり、いつのまにか「日枝」さんという方が全権を掌握しているような構図になっていました。 まず、「鹿内」さんがどうやって…巨大メディアを作り上げ、そして総帥になっていったのかがこの一冊でわかります。 こんな手があったのか、こんなこと、やっていいのか、といろんな意味で、感嘆させられずにはいられないでしょう。 混沌とした時代だからこそ、こんなひとがでできたのであって、現代では、とても無理では、ありますが。続きを読む
投稿日:2016.10.11
makikko
事実は小説よりも奇なり、ってね。よく言ったものですね。 どす黒。 権力に固執する人間の醜さに気持ち悪くなる。 メディアの力って恐ろしいよね。受け取る側(視聴者)の意識を、ある程度意識的に統制でき…てしまう。 あらためてげっそり。 メディアと政界、財界が切っても切れないのは、まぁわかりきったことだけど、ここもこうつながってたのね、とか 知らなかったことが出てくるのでちょっとおもしろかったです。 読み物としての完成度がどうかは別として、勉強になりました。続きを読む
投稿日:2014.08.19
tmge328
メディアの先頭を走るフジサンケイグループの闇を丹念に取材している。優れたコンテンツ能力を誇るフジテレビとグループの歴史とのギャップが面白かった。ただ、この上巻に関しては、登場人物も多く、非常に読みづら…い点が難点。続きを読む
投稿日:2011.12.03
p0421039
フジサンケイグループというメディアグループの成り立ちと、その権力の源泉、変遷が歴史と経済の視点から書かれています。ホリエモンの買収騒動に至る流れも分かりやすく、読み応えがある一冊です。
投稿日:2011.09.08
後藤進
フジ・サンケイグループの鹿内家の小説版。 日枝さんの鹿内家追い出しから読者をひきつけるね。 そのあとの戦後の話は少し飽きたけど。 共同調査会、TBS、NHK、ニッポン放送のなりたちなどが …絡み興味深い。 下巻も一気に読もうー。続きを読む
投稿日:2011.08.29
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