【感想】DSP/RTBオーディエンスターゲティング入門

横山 隆治, 菅原 健一, 楳田 良輝 / NextPublishing
(24件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • critical-bug

    critical-bug

    「DSPが入札し、SSPが応札する」と言っているけど「応札」って入札書を入札箱に入れる特定のフェーズを指す言葉で、応札=bid response だよ business-textbooks.com/nyuusatsu-ousatsu/続きを読む

    投稿日:2020.10.01

  • ブックコンシェルジュ 近藤俊太郎

    ブックコンシェルジュ 近藤俊太郎

    初心者の私。とっても勉強になりました!先日読んだ「アトリビューション/田中弦 他」と組み合わせたら結構概要はつかめる!

    投稿日:2018.04.04

  • toshifukushima

    toshifukushima

    ちょっと前の本。「枠」を買う広告から「人」を買う広告へ変わってきた現状、それを成し遂げたDSP/RTBの仕組みとともに解説。消費者の態度変容の中で、コミュニケーションはどうあるべきか、最後のクリックで語りがちなこの業界に、その手前でのAwarenessとしての効果も説く。続きを読む

    投稿日:2015.05.14

  • nomurish92

    nomurish92

    金融工学が生み出したDSPなどのアドテクを紹介している。ADNW、Ad Excange、SSP、DPS、RTBなど、どのような背景で進化してきたのかが分かりやすく説明されていた。
    単純に興味がありそうなユーザーに広告を配信すれば良いというわけではなく、ロードバケットを意識して、しつこいと思われない施策をする必要がある。
    どの広告にも共通していえるのは、ユーザーが知りたい、求めている情報、または必要だと思わせる情報でない限り、広告はスパムになってしまいかねないということ。
    続きを読む

    投稿日:2015.04.22

  • 澤田拓也

    澤田拓也

    DSP = Demand Side Platform (Digital Signal Processorではなかった!)
    RTB = Real-Time Bidding
    の略だが、そんなことも知らなかった自分でもよくわかった。実際にこの世界でビジネスをしている人の手による著作なので、技術や抽象論だけではなく現実のビジネスの状況まで解説されていて役に立つ。日本のネット広告ビジネスの過去の歴史まで触れられていて興味深いとともに、そのことが本の内容にも信頼性を与えている。非常におすすめできる本。

    DSPとは結局、広告を出す側が都合の良い条件をもとに入札して、SSPが応札する、というもので、メディアとクライアントとの新しい関係がネット広告では構築されるということを意味する。広告の需要と供給を市場でリアルタイムにマッチングするシステムが常に動いているということである。おそらくそのシステムは広告の需要事態を創造しているともいえるかもしれない。さらに、できる限りその効率性を高めるために、アクセスするユーザのプロファイルや行動をもとに精緻なターゲティングが行われている。そのために必要なシステムがDMP (Data Management Platform)である。これがまた恐ろしく発展していて、Cookieなどを使ったネット上の行動だけでなく、リアルな行動まで総合的に把握して、より効果的な広告を打つことを可能にしている。これをオーディエンスターゲティングというらしい(これも初めて知った)。これが副題の「枠から人へ」の意味だ。たとえば、以前に自分のところで買物をしてくれた人を捕捉して、その人向けの広告を優先的に高い単価でビッドするようなこともやられているらしい(リターゲティングというらしい)。さらには同じ広告を複数のサイトであっても何度も見ないようにレスポンスを見て出し方も調整するらしい。もちろん認知を得るための広告と、購買行動につなげようとする広告とでも、あるべきロジックは全く違うものになる。
    そういえば全然別のサイトでの行動がすぐにFacebook上の広告に反映されていて驚くことも多い。世の中まだまだ自分が知らないことが多い。

    そういった中で、Googleなどの巨大アドエクスチェンジが発展しているのが現代だ。その大きな発展がゆえにGoogleはあれだけの巨額の利益を計上できているのだ。単にAdWordで検索文字に対して広告を出しているだけで儲けているわけではないということだ。Google MapsもGmailもAndroidもおそらくそのビジネスに我々が想像する以上に貢献しているに違いない。

    とにかくネットでの広告の実情がものすごく進化しているということを理解する必要がある。PVとかCTRだけの話ではなく、深い話になっている。それはとりもなおさず、CPUとネットワークがものすごく進化をした結果だ。広告の動的な価格付けには高度な金融工学が利用されているとのことだが、リーマンショックで多くの金融関係での失業者が流れ込んできて一気に発展したというのも面白い。

    著者は、マーケティングメディアをPaid Media、Owned Media、Earned Mediaの3つに整理して再構成して考えないといけないという。その先にはかなり大きなビジネスが広がっているんではなかろうかと思った。まだまだ歴史の浅い業界だけに、広告の世界とネットの世界の両方を知っている人材が重要になってくるんだろうな。

    スマートTVにも少しだけ言及されている。テレビ業界への影響も当然ながら大きいんだろう。意識しとかないとな。
    続きを読む

    投稿日:2015.02.08

  • sou (08thse)

    sou (08thse)

    近年のネットワーク広告の概要を、システム・ビジネスのモデルと交えて解説。
    ネットワーク広告についてほとんど知らなかったこともあり、色々と知ることができました。

    投稿日:2014.09.28

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