【感想】僕は友達が少ない 11

平坂読, ブリキ / MF文庫J
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
4
4
4
3
0
  • 最初から最後まで筆がのらず淡々とした印象

    もうきちんとした終わりをみることはできないのかな・・とあきらめかかっていたので、好きだった物語を完結させてくれたこの11巻は読んでよかったと思います。「僕は友達が少ない」というタイトルも、ポジティブな意味に昇華する狙い通りのラストにはもっていけています。

    ただ、筆がのっていないというか、シリーズ序盤にはあったラノベらしいテンポの良さが影をひそめ、全体的に淡々とプロットを消化していったというのが読後の印象です。

    できれば、夜空の性格に大きな暗い影を落としていた家族問題に星奈をからめて1冊、幸村・理科の関係性で1冊くらいのボリュームで読んでみたかったです。終始淡々としているので、キャラが生きている感じがしないのです。なので、楽しさやリズムは残念ながらあまりありませんでした。
    続きを読む

    投稿日:2015.09.26

  • いい作品だった!

    題の通りです。
    正直、途中の巻では微妙に感じた部分なども多々ありましたが、最終巻の出来栄えはまさしく最高なものだと思います。最終巻でるまでずいぶん待たされましたがその甲斐があったといえる巻です。
    物語の続きとしても満足できたものだったし、作者が当初の予定通りだったというエンディングも非常に共感できるものでよかったです。
    是非最終巻まだな人には読んで欲しいし、1巻も読んだことない人にも最初から読んでいってほしい1冊です。
    続きを読む

    投稿日:2015.09.25

  • 10巻その後を駆け抜けるエピローグ

    10巻での事件が終わってから小鷹達が卒業するまでをギュッと詰め込んだエピソードです。
    絆が深まったり関係が変わったりした面々で昨年と同じイベントをどうこなしていくかわかる話です。
    日高さんに笑わせてもらったり、幸村と理科の関係が面白くなっていたり、オヤジキャラ達が活躍したりと登場人物のほとんどが出てきて面白おかしく生活していますw
    最後は思わずニヤリとしてしまう演出ありで寂しさもありつつ、すっきりとした気持ちで読み終わりました。
    物語は終わったものの、キャラ達がこれからもその世界で生きていくことを思わせるいい終わり方だったのではないでしょうかw
    続きを読む

    投稿日:2015.10.04

ブクログレビュー

"powered by"

  • マタン

    マタン

    このレビューはネタバレを含みます

    賛否があるだろうなとは思うけど…
    まあ悪くはなかったかな。
    小鷹以外はそれぞれの道へと
    進んでいくわけだし。

    まあ小鷹はお察しだよな。
    まだまだ大人へは近づけていないのよね。
    そこのところ初心なのよ。

    でも幸村も悪手やな。
    それはまだ使っちゃいけないのよ。
    まさかあの人のようになりたかないでしょうに…

    まあ炎上するのもわからなくはないけど
    そんなにはひどくないよ。

    多分~とつながらなかったのが
    すごくいただけなかったんだと思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.11.18

  • taka_2

    taka_2

    完結。
    いやーシリーズ楽しませてもらいました。ありがとうございました。
    11巻まるごとエピローグとのことで、チャプタータイトルに卒業までの日数が入ってて、その数字が小さくなる度に、もう終わってしまうんだな、という一抹の寂しさを感じつつ読んでました。
    小鷹と、各ヒロインたち夜空、星奈、幸村、理科、それぞれの関係も一応決着して、夜空ルートなかったかーと、いち読者としては残念に思うことしきりです。
    たしかにこれアニメ化しても、ラブコメ要素よりも、残念要素が強すぎて受け入れられないかもなあ。
    というわけで、あとスピンオフが3巻分あるので、引き続き読んでいきます。
    続きを読む

    投稿日:2022.09.23

  • kumasank

    kumasank

    全12巻楽しませていただきました。終わってみればまさしく「青春」の物語であって、短い挿話を積み重ねながらここまでの物語を育てた作者は天才だと思います。

    投稿日:2020.02.23

  • 読生

    読生

    まだ器じゃないのですよ、小鷹君は。
    若いのね。
    最後はなんだか急ぎ足気味だったようにも思います。
    ともかく完結させたかったのかな。
    伸ばそうと思えばどんどん伸ばせてしまうものね。

    投稿日:2018.06.29

  • noel3322

    noel3322

    読了

    2016年7月30日に第1巻を読み始めて、2018年5月17日に第11巻を読了だから、シリーズを読み終えるのに約2年かかった。

    投稿日:2018.05.17

  • clamamus

    clamamus

     まるまる一冊をエピローグとして使った11巻、完結巻である。クリスマスの日に暴れた小鷹や隣人部のその後が描かれている。
     ここではいつものようにショートスタイルで物語が展開しているが、砂時計の砂が落ちていくかのように時間が過ぎていくのは、小タイトルに括弧付された数字(これは卒業までの日数だろう)で暗示されている。
     ギャグテイストではなく、ただ残る日々を過ごそうとする彼らの青春は、すでにして残念なものではないとも言える。それでも最後の最後で残念な姿を晒すのは彼ららしいところであるが、エピローグとしてきちんと締めている印象である。
     恋愛模様もすべて清算しきってのエンドは、綺麗な店仕舞いだろう。

     シリーズ全巻読ませていただき、楽しませていただいた。その評価も含めて星五つで評価したい。
    続きを読む

    投稿日:2017.06.02

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。