【感想】シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

川瀬七緒 / 講談社文庫
(41件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
13
16
7
0
0
  • 前作読んでないけど、大丈夫です。

    法医学で昆虫?という疑問から読み始めました。
    読み初めてから、前作があることを知りましたが
    特に躓くことなく。安心して読めます。

    読みやすい文体、キャラもハッキリしててイメージが掴みやすいです。

    なぜかこれだけ文庫本で再販となったので
    再レビュー。
    続きを読む

    投稿日:2015.10.04

  • 蠅・ウジ虫・トンボ、「虫の情報」で犯人を追い詰める

    前回が焼死体で今回は腐乱死体、やっぱり普通の死体は出てきませんね。
    そして死体の描写が細かいためか想像できてしまうので余計に気持ち悪いのもお約束…。

    死体にある虫から手掛かりを見つけていく赤堀先生の慧眼はさすが!。
    そして深さ数メートルの穴をほったり、モンペを履いたりする行動力はもさすが!
    それに付き合う岩楯刑事もさすが!。

    ただ、ちょっと残念なのが主人公以外のキャラ(犯人とか)の個性が弱いところかな。
    事件が事件だけに動機とかそのあたりをもっと深堀してもらえれば、重厚感がでると思うんだけど。

    妻との不仲が続いている中で、少しずつだけど赤堀先生を気になりだし始めてる岩楯刑事。
    事件とは別にこっちも今後どうなるか気になります!
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    投稿日:2018.01.19

  • 今回も、虫が大活躍!

    昆虫の世界を垣間見れるのはとても興味深い。そして、昆虫によってパズルのピースが埋まっていく面白さ。赤堀先生がこのまま、ひょうひょうと変人キャラで大活躍してくれるととても嬉しい。この先間違っても、女女して岩楯刑事と、なんて話は出てこないと嬉しい。続きを読む

    投稿日:2020.06.24

  • 今作も

    キャラの強さは健在です。土だらけ、虫だらけになりながら駆けずり回る描写は、実写化は難しいかと(オファーを受けてもらえない 笑)。
    種明かしにあたる事件の経緯の実行可能性にはやや疑問も残るものの、読み物として面白かった。
    次も読みたいですね。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.16

ブクログレビュー

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  • anibey

    anibey

    前作より虫一本槍でなく、社会課題や民俗的なしかけやら、複合的に使ったミステリーとして面白かった。前作と比べてラブ要素を減らしたのは連続させる意志がここで出たからかな?とも思った。

    投稿日:2024.03.03

  • きょうのできごと

    きょうのできごと

    『法医昆虫学捜査官』シリーズ二作目。一作目が面白かったし、心配してた虫の描写も大丈夫だったので手に取ってみたんだけど虫の描写に関しては一作目よりもどぎつく感じて眉間に皺を寄せながら読んだものの、やはり面白かった。
    なんかこう川瀬七緒さんの業を感じるけど。(何故好き好んでこんなシンドイ描写を…)でもまあ、それは読んでいる自分も同じ何か、という気がした。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.11

  • mumuchan

    mumuchan

    相変わらずおもしろい
    今回の相棒は鰐さんじゃなくて月さん
    またまた個性派
    事件解決と相棒の成長
    2人の気持ちの代わり具合も…
    続き気になる

    投稿日:2024.02.04

  • Bookrium

    Bookrium

    シリーズ第二弾もすごく面白かった。
    冒頭から続く怪奇的な空気を一撃で破壊する赤堀さんの存在感が凄まじい。初巻の前半まではキャラクター狙いの作品かとガッカリしましたが、彼女の洞察力と行動力には一貫性があり、それを捜査に結びつける構成が非常に上手い。
    後半まで犯人や動機が全く分からないのに緊張感を保ち続けながら、ラストスパートでの怒涛のスピード感というバランスも良く、文句無しに星5つです。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.10

  • ultraman719

    ultraman719

    シリーズ第2弾!
    相変わらず、はじめは、凄い状態の遺体発見から…
    まぁ、ウジ虫が主役?なんで仕方ないけど…ちゃうわ、主役は赤堀先生!
    法医昆虫学の先生!
    今回は、トランクルームで発見!
    でも、ウジちゃんから、ここでは殺されてないとか、冷凍されてたとか色々分かる。
    トンボから、殺害場所まで分かるというこの学問!凄い!
    しかし、赤堀先生!ウジちゃんとかに…
    「この子」って言うのは…
    確かに、事件に貢献してるし、敬いたい気持ちはないではないけど…(^◇^;)
    そんな言葉使って、喜んで懐いたら、どうすんねん!
    私なら病む!
    あっ!私もちゃん付けしてる…(・_・;

    心臓などの移植は、日本では、なかなか厳しいとはいえ…
    そら、殺されても、同情は出来んな…

    可哀想なのは、瑞希ちゃん…
    「わたしは、死んだ方がいいですか?」
    って…
    頑張って、生きて下さい〜
    家の呪いとか、そんなん吹き飛ばして!
    続きを読む

    投稿日:2023.10.11

  • Kazuko Ohta

    Kazuko Ohta

    シリーズを大人買いして、第1弾の後すぐに読みたかったところをこらえて7カ月。何もこんなに辛抱しなくてもよかったのに(笑)。

    プロローグは三津田信三が混じった内藤了みたいな感じで期待が募る。赤堀女史が登場すると一気に明るくなるけれど、期待に違わず面白い。

    昆虫はわりと苦手な私ですが、なぜか昔からトンボを捕るのだけは得意で、今でも素手で捕まえられます。しかしトンボに性モザイクなんてあることも知らなかったし、昆虫業界がどういうことになっているのかもわかって、あらゆる点で興味を引かれました。

    刑事と女史のロマンスはないままでお願いします。(^O^)
    続きを読む

    投稿日:2023.03.27

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