【感想】ワールドトリガー 12

葦原大介 / 週刊少年ジャンプ
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
6
7
2
0
0
  • ますます面白くなる!戦術・戦力・時の運、それと地形戦。

    B級ランク戦第3戦決着!
    荒船隊・諏訪隊との第2戦以上に読めない戦局、微妙なバランスの崩れで一気に傾くスリリングな展開に興奮が止まりません。

    各チームのエースをいかに効果的に動かすかの戦術、兵としての戦力、そして時の運。
    短・中・長距離の戦力と組み合わせに注目していると、個人の背負った積み重ねや、地形戦の妙に持ってかれます。
    眠ることで強くなる村上と、眠れないことを活かして強くなるユーマの対比も見事の一言。
    いやあ、視野の広い戦いで、この作家は本当に楽しませてくれます。

    得意なところでぶつかる、というユーマの戦い方、いいです。
    方や戦術はよいが、戦力としての限界を感じるオサム。弱点のばれつつあるチカ。
    さてこれからどうする。

    また、負けたチームに対するフォローもしっかりしていて、こんな風に評価されるならみんなやる気になるよなぁと。
    こういう会社あったら私も働きたい(笑)
    相変わらず組織を描くのもうまい。

    本刊では、ランク戦の要素だけでなく、ネイバーの世界の要素と、そもそものオサム・チカの戦う理由といった物語の芯の部分も入ってきて、立体的なストーリー展開。いやはや早く先読みたい。
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    投稿日:2015.09.04

  • 諏訪隊の作戦室に押しかけ隊

    病弱な深窓の令嬢はトリオン体を得て、高機動砲台と化しました。それなんてアバター?4対1なのに屠りまくる那須さんステキ。こさじは那須隊推しであります。

    橋爆破用のメテオラを即興でトラップにしたり弾幕にしたりする応変さに伸びしろを感じましたね。伸びしろ。
    茜ちゃんの抜けた穴を埋める新人追加、茜ちゃん自身が成長して戻ってくる まであり、想像が尽きません。


    いよいよB級上位戦。なかなかの戦力だったろう?、と思わせるB級中位組が乗り越えられない壁は確かに存在しました。
    訳ありのA級崩れが犇めくB級上位で、玉狛第二は遠征チームに選出されるA級まで上がれるのか。

    このB級ランク戦で闘ってもいないA級組の株がダダ上がり中。遊真にしてやられた三輪隊や勝ってない印象の風間隊、宣伝色の強い嵐山隊など、オメーらホントにツエーのかチクショーッ的なチームの実力が相対的に感じとれて素晴らしい。
    特に嵐山隊は、特別なサイドエフェクト、スペシャルなトリガーなど(今のところ)ナシの、通常火器を使いこなす兵士チームというアイドル面とはかけ離れた玄人面が表れてきており興奮冷めやらない次第。
    だからこそ広報面として露出しているのかなと。特殊なサイドエフェクトがないとボーダーに入れない印象持たれるといけないものね。よくできてます。


    追加ページに載っていたチーム構成のネタが尽きたのか、各チームの作戦室設定が公開されました。特色も出ており、部室を覗いているようで興味深いです。
    諏訪隊の作戦室が実に居心地よさそうで押しかけたい。太刀川さん冬島さん東さんが夜な夜な来るとか楽しそうすぎる。ちょっと煙たそうだけども。
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    投稿日:2015.09.07

  • 戦略と個人技のせめぎ合い

    ジャイアントキリングの様な知的好奇心を刺激される展開。
    自分と実力に差のある相手と戦う時に必要なのは、主人公の驚異的なレベルアップでもなく、派手な必殺技でもなく、インテリジェンス。
    ジャンプっぽくない地味な主人公の燻し銀の働きが妙にリアルで、ざわざわする。続きを読む

    投稿日:2015.09.08

ブクログレビュー

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  • ss512(試)

    ss512(試)

    このレビューはネタバレを含みます

    勝ちをもぎ取ったのは玉狛だったが、中堅どころの那須隊、鈴鳴第一にも成長の兆し。歩みを止めればすぐ追い抜かされるランク戦。修は今のところ足りない技術を作戦でなんとかカバーしているが、果たしてB級上位に通用するのか。太刀川さんの解説、なんだかんだ優しい。対戦相手視点のユーマの強者感が凄い。相手を見下ろす姿が様になってる。そんなユーマを目の前にパキパキと崩れていく那須さんも美しかった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.16

  • K

    K

    気持ちの強さで勝負が決まるとしたら…のオチが好き!
    解説が前向きでいいな~。結局みんな仲間だもんね。参加者達の気持ちが報われてよかった。
    魚の絵がカッコいいな~、カラーで見たい。
    アフトクラトルの話とか、チカの兄の話とか、結構動き始めたな。
    オサム、かなりの毒舌も(たぶん)気にしないのすごいな…菊地原、ひねくれまくっても、オサムの真っ直ぐさ分かるんだな~。それでも緩めず毒吐き続けるのね。
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    投稿日:2022.06.27

  • ZL

    ZL

    那須隊、全員美人&可愛すぎる...
    そして強い!
    村上先輩vsゆうまの闘いがアツい!
    脳内でレプリカと対話をして勝ったのがもう、、、

    根暗チビ菊池原先輩、イヤミ言ってるのに
    本当は修のことかってるっぽいのが可愛すぎる。
    (時枝先輩、情報ありがとう)
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    投稿日:2021.11.14

  • たまご

    たまご

    B級中位戦第3回戦、これまでと違って玉狛第二は遊真が1人分断されて那須隊、鈴鳴第一のアタッカーと衝突。遊真が動かせない状況で修はどう頭を働かせるかが問われたが、苦肉の策といったところでこれからの課題が見え始めた。
    そして、レプリカがいなくなって新たなミニキャラが意外で見た目はともかくかわいいと思ってしまった。
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    投稿日:2021.03.28

  • tatsuya31

    tatsuya31

    ◎玉狛第二 vs ○那須隊 vs △鈴鳴第一

    B級ランク戦は面白いけど展開が長いなぁ〜。テンポスピードが落ちたなぁと感じる。

    投稿日:2021.01.17

  • やお

    やお

    "「……昨日もまた クガ頼みの試合だったね」
    「……!」
    「キミがやったのって 大砲の子に指示出したくらい?
    太刀川さんはトリオン切れ狙いを褒めてたけど 実力で点獲れないんじゃ先がないでしょ」
    「……はい ぼくもそう思います」"

    「村上と太一はどんな状況でも来馬を庇うよ」を受けて、隊長にも個々に隊長になった理由があるんだろうなあと思ったり。
    時枝さんの独白が有ると無いとで菊地原くんの印象がだいぶかわる……。読者にだけそれがわかるのは面白いな。
    続きを読む

    投稿日:2019.08.18

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