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ヤマザキマリ / 幻冬舎文庫 (35件のレビュー)
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メメ
Eテレで「読書の森へ 本の道しるべ」の再放送をやっていてまたヤマザキマリさんの本に触れたくなり再読。若くして単身イタリア・フィレンツェの美術学校で油絵を学んでいた当時、人生で最大の貧困を強いられていた…時の話など、筆舌の良いエッセイ集です。笑 何だか元気を貰います。続きを読む
投稿日:2024.02.22
アツコ
海外に行くと 新しい文化や人、物に出あう。 そして、知ると共に 日本や自分について 振り返ってみる機会にもなる。 それが海外へ行く おもしろさの一つだと思う。 いろいろな国で長く暮らしてきた ヤマザ…キさん。 いろいろな視点から ニッポンを振り返って 良いことも そうとは言えないことも 感じたことが ありのままに綴られている。 でも、 母国日本に対しても これまで訪れたり暮らしたりした国々にも 愛情と尊敬の念を持っていることが きちんと感じられる。続きを読む
投稿日:2023.08.06
あや
ヤマザキマリさんはテルマエロマエの作者さんというイメージだけでしたが、この本を読んで日本人としての感覚も持ち合わせた外国人な印象でした。海外にいるからこそ見えてくる日本であったり、面白い家族の話であっ…たり、人の温かさや面白さを実感できる一冊だと思います続きを読む
投稿日:2023.04.13
taiaka45
日本より海外暮らしが長いヤマザキマリさんだから見えてくる日本のお国柄。 言われてみればそうかも知れないなぁ、と思うくらい、日本でしか暮らしたことのない私には極々自然な習慣や国民性ですが、海外と比較する…ことで、日本の文化や習慣などの特性がよく見えてきました。 日本って意外とスゴイかもと思ったのは確かですが、その美徳も海外の人たちと渡り歩くにはパワー不足かも。 それでも誇れるところは沢山あるな、と再認識しました。 ヤマザキさんの切り口が面白く28のエッセイのそれぞれの終わりに出てくるそのエッセイの内容に沿ったイラストにもニヤリとしてしまいました。続きを読む
投稿日:2023.03.12
maomao
このレビューはネタバレを含みます
名前はよく耳にしていたけど作品を読むのは初めて。 『日本だけが世界じゃないから』 が口癖で、紆余曲折の人生を送ってきた母を持つヤマザキマリさん。 日本に窮屈さを感じて日本と距離を置いてきたのに、時間の経過とともに様々な日本の味わい深さを感じられるようになったという。 表紙と目次を軽く眺めただけで、何とも興味をそそられる。 以下、目次を一部抜粋。 *ぼっとんの闇が生んだ、世界最高峰トイレ文化 *同化しようとするカメレオンたちのストレス *キレることが苦手な一億総「おしん」 *全世界から憧れの眼差し、電化製品のドラえもん *血みどろにならない敏腕歯医者 *子どもの物欲を煽りまくるメディアに注意せよ *しゃがむ *驚くべドSな吹き替えに脅かされる民 シリア、イタリア、ポルトガル、アメリカ…と、様々な国で暮らした経験のある著者ならではの着眼点がおもしろい。 それに加え、ヤマザキさん自身の体験をまじえて語られているので面白おかしい。相槌を打ったり驚いたり、スキマ時間に読めてクスッと笑えたのも良かった。 知らなかった日本の一面を知りながら異国を感じられる。 こういう本、大好きです。
投稿日:2023.02.10
musamika
2012年と やや古い本なんですが ヤマザキ先生のエッセイで これが一番面白いんじゃないかと思います 現地の人でも 結婚式を あげるのが難しい 厳格なカトリック教会から 出てきた新郎が 石田純…一さんだった とか (勿論 離婚が死ぬほど難しいはず・・・ですが) エジプト人は 飼っていた猫が 隣町に行ってしまうと 戦争してでも取り返したとか 小ネタが濃いです続きを読む
投稿日:2022.02.21
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