【感想】犬たちの肖像

四方田犬彦 / 集英社文芸単行本
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
0
0
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 本江正茂

    本江正茂

    古今東西の文芸から選り抜かれた犬の話。
    オデュッセイアからマハーバーラタまで、壮大な人類の旅路にあって、いかにドゥルーズに馬鹿者と言われようとも、ひとは犬を傍らにおいて生きるのだ。

    犬の名前をどうするか、というのも実に興味深い象徴性を持った話題として紹介されている。犬にはなぜ神話めいた大げさな名前を与えられることが許されるのか。続きを読む

    投稿日:2018.01.14

  • nanaenanae

    nanaenanae

    人間のもっとも古い伴侶、犬。
    小説、映画、漫画に至るまで、作品のなかに顕れる「犬」の存在をめぐるエッセイ集です。

    四方田様らしいハードボイルドを存分に堪能。
    献辞はかつての愛犬へ。
    犬に「兎吉」と名付けるところも素敵です。

    先日TV番組に紹介されたせいでTwitterに川端康成が5匹の子犬を抱えた写真が大量巡回していたけれど、これを読むとなかなかモヤモヤする写真ではあります。
    続きを読む

    投稿日:2015.10.22

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。