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唯川恵 / 幻冬舎文庫 (42件のレビュー)
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総合評価:
理科好き
幸せの基準
女性だからこそ,という部分は理解できないことも多いのですが,世間で押し付けられたような幸せの基準に疑問をもつっていうのは分からないでもない。 女性の物語でありながら,そこを通した男性もおなじようにし…ょうもなさが感じられ,考えるところはあるかな・・・。続きを読む
投稿日:2017.08.27
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saya
女の人の恋愛観の醜い部分をこんなに表現されている本は初めて読みました。しかもさまざまなパターンで。恋愛って厄介だなぁと客観的に見てる人は思ってしまうくらい人は愚かになったりせこくなったり強くも弱くもな…るのに、自分がこの女の人達になれば、もしかしたら同じことをしてしまうのかもしれないなぁとも。愛は人を変えるなと思いました。ちょっと怖いなと思う話もありましたが、こんなことある?と思う話は特に1つも無いのがまた怖いですよね。続きを読む
投稿日:2024.03.11
rvhw
短編集で、一つの章が10分ぐらいで読めるから さくさく読めて楽しかった。 女は男に受けるためにこうであれ 女なんだからこれが普通 女らしく という言葉を全て跳ね除けてしまうくらい強い本だった。 人に…は人の生き方があって、それは千差万別。 女だからという理由で縛られる必要も可能性を狭めてしまう必要もない。 12人の生き様はどれも共通するのはバーでお酒を飲むのが好きなことだけでそれ以外はなにも共通しない。 それでもそれぞれが自分に自信を持っている、自分の生き方選択に誇りを持っている。 今の私はどうか?他人に媚び売り、うまくやっていくことしか考えてない。 仕事も、恋愛も。 この本の中の女性たちのように私も 自分の意思をしっかり持ちたい。続きを読む
投稿日:2023.10.22
Yonayonakamo
作品はずいぶん前に発表されたものですが、まだ読んでいない唯川恵さんの 作品のひとつでした。12の短編小説ですから、同数の女性が主人公として登場します。どの作品もいつの間にか、読み進んでしまいます。また…物語がその後どうなるのか、読者に想像させるところが作品に惹かれるところでもあります。続きを読む
投稿日:2022.08.09
橘
「恋愛は少しもロマンティックなものでも、甘やかなものでもない」…本当にそう。恋愛小説読むときもこれが根底にある作品は読める気がします。 でもこの短編集で好きな作品は「長い旅」「悪女のごとく」の、恋愛と…いうより主人公の生き方が主なお話。 「ただ狂おしく」も…「おかしくなるくらい人を好きになったことがないのは幸せか不幸か」みたいな話はしたことがあるので。。重いな。 愛なんか、と言いつついつの間にか好きになったり嫌いになったり。生きている限りこうなんだろうなとは思います。心が動いてる事なんだろうからまいっか。続きを読む
投稿日:2022.05.10
かわず
とにかく恋愛小説が読みたいな、と思って手に取った一冊。 そしたらあとがきで作者が「とにかく恋愛小説が書きたくて始めた連載」と言っていて、なんだか嬉しくなった。 「偏愛」や「霧の海」などが好きでした。
投稿日:2021.06.14
nami
読みやすかった。 いろんな女性の、全然綺麗じゃない 恋とか愛とかを読んだ感じ。 それぞれの主人公のそのあとが気になった。 私の人生では経験できんような でも決して非現実的ではない話がおもしろくて 刺激…的やった。続きを読む
投稿日:2021.06.03
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