長野まゆみ / 講談社文庫 (20件のレビュー)
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seinanao
☆3.5ってところかな。 長野さんらしさを期待していると長野さんっぽくない。 梨木さんみたいな感じで、普通に面白いんだけど、せっかく長野さん借りたのになって気もしないでもない。 異世界と現世界のきわど…いラインを生きている人たちの話、という意味では長野さんらしいか。 でも、美少年が出てこない。続きを読む
投稿日:2017.01.27
bunn
この空気感は好きです。兄弟がいる女としてもこの母親の兄に対する考え方も覚えがある。不思議な謎解きも、いつの時代かわからないけどちょっと前の東京なんだろうなと思わせるノスタルジーさも読んでて不思議と落ち…着く。続きを読む
投稿日:2016.09.13
シルル
近所のおばさんが突然亡くなり、彼女が残した謎めいた「暗号」を、主人公の佐保は隣家の姉妹とともに解こうとする。 情報を小出しにする書き方で、最初は全員下の名前しか出て来ず、関係もなかなか明かされないので…、人間関係が最初はわかりづらい。 だんだん苗字や、その関係がわかってきて、謎解きも進んでいく。 一生懸命確認しながら読まないと繋がりがわからない。 ラストの謎解きもちょっとわかりにくい。 長野ワールド健在です。続きを読む
投稿日:2015.05.09
大吉堂
近所の小母さんが遺した謎めいた符号、隣家の姉妹の元に現れる間借り人、ふらふらとしていて達観しているような兄。とうとうと流れる水のような文章に揺られて、どこでもない場所へと連れて行かれます。 流れに揺ら…れるのがなんとも心地いいんです。ちょっと懐かしいような、それでいて丁寧な生活の描写が心地よさを増してくれます。 謎に明確な答えは与えられず、結局どういうことだったの? という幕切れとなりますが、それすらもまた心地いいんですな。続きを読む
投稿日:2015.03.17
azuwashi
長野まゆみさんの作品の雰囲気が好きだから手にとった一冊だけあって、やはり好きなのは作品の雰囲気、だけかもしれない…。すっきりしない感じが拭えなくて、この人は短編の人かなと少し思ってしまった。咲くやこの…花はなかなか越せない。でもこの方の文体と文章の緻密さは飛び抜けて好きなので、出会えてよかった本ではある。続きを読む
投稿日:2014.08.28
mirutan
都内某所で暮らす主人公の日常を、彼女が遭遇する少し不思議な出来事を絡めて描いた物語。 タイトル通り隣の家に住む姉妹(妹はまあり出てこないけれど)と、主人公の兄家族が物語の中心人物である。 ゆったりと…した綺麗な文体だけれど、文章の情報量が多くて(でも随想っぽく、物語の動きは少ない)なかなか進みが遅く、途中流してしまった。 兄の独特の生き方がすてきである。続きを読む
投稿日:2014.01.21
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