【感想】この経済小説がおもしろい!

堺憲一 / ダイヤモンド社
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • tadamon2018

    tadamon2018

    ◯どんな本?
    経済小説研究家の堺憲一さんがオススメの本を紹介している。著者がこれまでに読破した経済小説は1000冊超え。

    作家の世代別、ジャンル別(経済、ビジネス、定番、人生)、業界別(銀行、自動車他)など、さまざまな本を紹介しており、読みたい本が次々と見つかる。

    ◯感想
    とりあえず、この中から20,30冊は、読みたい本を選ぶことができたので、読んでみたい。

    本書に載っていた『君たちに明日はない』はとてもおもしろかった。
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    投稿日:2019.08.10

  • morinokazedayori

    morinokazedayori

    経済学者がお薦めする面白い経済小説リスト。『ハゲタカ』『もしドラ』『不毛地帯』など、新旧の名作がてんこ盛り。経済小説からは「エンターテイメントとしての面白さ」「リアリティを伴った情報量の豊富さ」「自己啓発書としての気づき」を得ることができる上、経済を知るための生き生きとした教科書としての役割も大きいという。出版年代別の傾向の分析あり、ビジネス・人生などテーマ別のお薦めベスト10あり、業種別の経済小説400冊のリストあり。本書を読む間も惜しく、紹介されている小説を読みたくてたまらなくなる!!!続きを読む

    投稿日:2016.10.07

  • ketsumakuen

    ketsumakuen

    経済小説好きな人の、次の一冊を探すバイブル。雑誌の書評みたいに流し読みする感覚で読めるのがいい!
    このバイブルで、気になる本をいくつか見つけたので、早速読んでみる。

    投稿日:2013.02.01

  • yasz

    yasz

    小説を読んでいると著者が書いた情景やキャストを自分通りにイメージできるので、映画を見るよりも素晴らしいです。映画を見るのも好きな人間でしたが、今では面白い小説に出会うと嬉しくなります。

    私が読む小説は、世間で話題になっている人の売れ筋品、歴史小説、それに経済小説です。この本は嬉しいことに、私の代わりに著者の堺氏が読まれた1000冊にも及ぶ経済小説のなかから激選した78冊を紹介しています。

    以下は気になったポイントです。

    ・「小説・安宅産業」「空の城」「メインバンク」は、いずれも安宅産業の破綻をテーマにしている(p27)

    ・「兜町の狩人」を読めば、一般の投資家には株価の大幅な変動は予期せぬ出来事として映るが、内部事情に精通するものにとっては、意図的に仕組まれたケースであることを納得させられる(p33)

    ・黒木亮の作品の「巨大投資銀行」「エネルギー」は、執筆に際して膨大な文献を読み、世界各地で取材活動をしていることがわかる(p46)

    ・「崩落」は、もし2000年分のエネルギーが見つかったらどのような生活になるかをSFタッチで書いた近未来小説(p56)

    ・「平成30年」は、平成30年前後の日本経済がどう予測されているかを探られていることが最大の面白さ(p71)

    ・「燃える氷」は、メタンハイドレードについて書かれた小説、メタンハイドレードの危険性についても紹介(p76)

    ・「マネーロンダリング」は、香港と日本で繰り広げられる節税・脱税のあの手この手を紹介(p78)

    ・「エンデの島」日本の理想的な未来像をダブらせたユートピア物語、島に「あるもの」として、地域通貨・島民ファンドによる無利子の融資等(p84)

    ・「小説・日米食糧戦争」多彩な目線で日本の食糧事情を描き出している、農林水産大臣を務めたこともある山田氏による著作(p90)

    ・企業を扱った小説の魅力は、ストーリー展開を楽しみながら、企業活性化のヒントやアイデアを得たり、課題を乗り越えていく方法に触れたりできる点(p97)

    ・「おれたちが会社を変える!」反対したり妨害したりする人がたくさんいるなかで、企業を活性化させるための手法をまとめあげ、実行していく過程を体感できる(p115)

    ・「会計課長、団達也が行く!」巧妙に仕組まれた会計不正はどのようなもので、それを会計を武器にどのように正していくか(p117)

    ・「小説で読む銀行取引」中小企業診断士をアドバイザーに迎えてブレーンを強化している会社経営をする社長が、銀行とつきあう苦労を書いたもの(p125)

    ・「ミッキーマウスの憂鬱」職場としてのディズニーランドは、ゲストとして来場するものとは大いに異なる世界であることを書いた作品(p129)

    ・「女子高生ちえの社長日記」現職経営コンサルタントによる本で、会社の仕組みをわかりやすく描いている(p142)

    ・「リーダーたちの憂鬱」善意の心だけでは組織も人も動かせないことを描いた作品(p172)

    ・「巨大企業」トヨタはいかにしてリーディングカンパニーになったか、マイカー元年と言われた1966年以降にトヨタはどうふるまったのか(p196)

    ・「小説スーパーマーケット」スーパーの改革の過程を描いたモノ(p198)

    ・「十三人のユダ」三越事件をモチーフにしたデパート編「裸の王様」(p207)

    2012年8月23日作成
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    投稿日:2012.08.23

  • ucym100

    ucym100

    このレビューはネタバレを含みます

    黒木亮 巨大投資銀行、エネルギー
    松村美香 ロロ ジョングランの歌声
    熊谷敬太郎 ピコラエビッチ紙幣
    垣根涼介 貼りこみ姫
    有川浩 フリーター、家を買う シアター
    石田衣良 40
    楡周平 ラストワンマイル
    福田靖 上海タイフーン
    高任和夫 燃える氷 エンデの島 敗者復活戦
    服部真澄 ポジスパイラル
    山田正彦 小説日米食糧戦争
    桂望実 平等ゲーム
    池井戸潤 鉄の骨 空飛ぶタイヤ
    伊門朔 蒼いトゥームストーン
    浅田次郎 ハッピーリタイヤメント
    財部一朗 リーダーたちの憂鬱



     

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    投稿日:2012.04.24

  • lsh-5

    lsh-5

    2011/9/15

    時系列、業界別で経済小説を分類するという試みが面白かった。興味のある分野の書籍が複数見つかり、経済小説にも更に一歩踏み入れるきっかけになりそうだ。

    投稿日:2011.09.16

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