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手塚治虫 / 手塚治虫文庫全集 (6件のレビュー)
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おまめ
ちょっと前に読みました。 宇宙を支配していそうな存在たちも、結局のところ私利私欲で行動しているところが怖い... 鳥が人間に変わって支配者になっても、やってること人間と変わらなかったり、逆に…酷い行いも人間がしていることやったりするんだなと感じました。 怖いのは人なんじゃなくて、大っきすぎる欲なんじゃないかと、がらにもなく考えてしまった記憶。 (火の鳥のナメクジの話読んだ時と似た感覚だったかもです。) 続きを読む
投稿日:2021.06.08
kuroinohos
うーん、鳥の人の俗物加減がアレなんだけど でも手塚大先生のホスト的部分にふんぞり返る暗黒が「はいモロですよ―御開帳―」とばかりに出るのは、見ないといかん。 鳥といふ普通の人間としての政治的に正しい…昔話とか、鳥が暴走してゐると「人種差別が異常なので却って安全」な所にゐる被差別民の人が、人間らしい(!!)ことをしたため、差別はいけないねといふ鳥さんによって処分されるとか、まぁ凶悪なことこの上ない。 福島正実先生のマンガ観に関するいろいろがあった。 『ドオベルマン』なんか、何回も読むのだが、手塚大先生へアドバイスする先生は斎藤守弘先生だった。しかも斉藤先生は多分まともなことを言ってゐる。あうあう。続きを読む
投稿日:2018.09.06
muinui
面白かった。人類への批判を鳥人を用いて表していると思った。 ただシリアスな話なのに、途中で唐揚げだとかチキンだとかギャグっぽい要素が出てきて、なんだかなと思った。
投稿日:2013.11.10
hadakasatomi
人間に変わって鳥が支配する世界の話。 手塚版猿の惑星ってところでしょうか。 支配する種族がかわっても結局今と同じような文明を築き、そして廃れていく話。 手塚治虫ってこういう話好きですよね。火の鳥にも…あったし。 風刺としてとりあげているからおそらくこの鳥人たちは現代の私達と同じような生活、考え方をしているのだろうけども、自分としては人間よりも圧倒的高位な思想や生活体系をつくりあげた鳥人たちのユートピアを描いてほしいなともおもったり。 いちいちキャラがかわいい。続きを読む
投稿日:2012.04.02
ピヨピヨ
『ロック冒険記』の「エプーム」以来、そのドナルド・ダックを彷彿とさせる鳥人は手塚治虫の作品にはたびたび登場しますが、本書はその鳥人と鳥人社会を舞台に、人間社会をブラックに風刺するSF作品です。章ごとの…鳥語(?)のタイトルもその不思議な魅力を際立たせているように感じます。ただし、ラストのオチがいまいちなのが個人的には非常に残念。続きを読む
投稿日:2011.11.30
つちー
鳥人大系のオチがけっこう気持ち悪くて面白かった。 世にも奇妙な〜的な感じの他の話も面白かった。 この人が評価される理由が少しだけわかった気がする。
投稿日:2011.09.28
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