【感想】たった1日で声まで良くなる話し方の教科書

魚住りえ / 東洋経済新報社
(57件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
6
30
13
0
1
  • プレゼン本番でうまく説明できなかった。。という経験をした方にオススメ!

    声の使い方だけでなく、話し方そのものまでカバーされています。
    筆者が学生時代に自分の声を聞いて「あまりの汚い声に打ちのめされてしまった」経験があるからこそ、どのように声や話し方を磨くことができるのかが実践的に説明されています。

    会社のプレゼンくらいなら、ここに書かれていることのいくつかを試すだけでも十分自分でも違いに気付くことができます。
    特にプレゼンのシーン別の話し方が役に立つので、近々プレゼンを控えてるならまず1つでも試してみることをオススメします!
    続きを読む

    投稿日:2016.07.17

ブクログレビュー

"powered by"

  • はるパパ@ファミコンしようぜ

    はるパパ@ファミコンしようぜ

    いやだいやだと子どもの頃からずーっと思っていた自分の声。滑舌も悪い。尻切れトンボ。いよいよ、妻にも声が届かなくなった。低音難聴?なにそれ。
    声って自信に直結していると思う。「え?」と聞き直されるたびに1%削れる。

    ええ声になりたい!
    Audibleのように朗読がうまくなりたい!
    子どもに読み聞かせたいなんてのは口実で、それを練習台にして最終的には人にモテたい!

    ようやく重い腰を上げて選んだ理由は、Audibleでピックアップされていたから。あるあるな大げさタイトルだけど、中身はタイトで参考になる。
    読み始めはやること多すぎに感じたが、必要なことだけに絞っていくと残すは朗読の練習量だけになる。
    黙読→音読→朗読→録音→再生は、地獄の作業ながら確かに効果あり。

    さあ、モテ…情感たっぷりに読み語りするぞ!
    続きを読む

    投稿日:2024.01.17

  • Soralib

    Soralib

    滑舌を良くする方法、声の出し方、話すスピードと声の高さによる印象操作など、いろんな場面で役に立ちそうな情報が詰まっていた。
    話し方の基本を知りたい、という人にはピッタリ。
    しかも、わかりやすい絵と簡潔な文章のおかげでわかりやすく、実践しやすい。

    ただし、あくまで基礎的なことが中心のため、ある程度話すのが上手い人には物足りないかも。
    続きを読む

    投稿日:2022.02.25

  • katotake

    katotake

    どんなことを話すかよりも、どんな話し方をするかが重要。プレゼンテーションコーチのマーティンニューマンの言葉。
    声を変えれば印象が変わり、話し方を変えれば人生が変わる。
    話すことはスポーツと同じ。

    い声を出すためのポイント
    肺にたっぷり空気を入れる。たっぷりと吐き出す。
    口をきちんと開け、きちんと共鳴させる。
    舌や顔の筋肉を動かし、滑舌よく言葉を発する。

    腹式呼吸を意識する。

    大勢の前では高い声で話すと、注目を集めやすい。
    電話ではいつもより低い声で話すと相手が疲れない。
    話し方のイメージは声の高さとスピードの掛け合わせで決まる。
    高い声。ゆっくりは優しくおおらか。
    高い声。速くは元気で明るい。
    低い声。ゆっくりは落ち着いた。
    低い声。速くは仕事ができる。
    まずは真似ること。

    口角を上げてしゃべる。は好印象を持たれる。
    早口言葉でウォーミングアップする。
    朗読は話し方を良くするよいトレーニング。

    自分の声を録音して聴くことで、口ぐせが分かり、改善のきっかけになる。

    断る時はきっぱり、明るく。が基本。

    話している最中、体を動かさない。

    一日では無理だとしても日々気をつける。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.26

  • musa89

    musa89

    話し方って大事。
    通勤途中の運転中に顔の体操してるのは私です。すれ違う運転手さん、びっくりさせてたらごめんなさい笑
    YouTubeにある朗読も練習してみた。
    言葉も音楽のように、というところがとても印象に残ったし、その通り!と感じた。
    続きを読む

    投稿日:2021.09.05

  • 1551312番目の読書家

    1551312番目の読書家


    得た哲学
    あえいうえおあお をやる。
    プルプルさせる。
    高さ×スピード
    文字を意識して話す。
    自分の声を録音する。
    デートでゆっくり話す。
    キラーフレーズはゆっくりはっきり。


    本書は、元アナウンサーによる声、話し方のメソッドについて、トレーニング方法や具体例が書かれている。

    話し方や、超えの例で芸能人が多く出てきており、本の構成も非常にわかりやすい、流石アナウンサーだと感心した。

    印象に残ったことは、緊張してるときに、緊張してると伝えることで緊張がほぐれる。という事、活用していきたい。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.19

  • しあ

    しあ

    このレビューはネタバレを含みます

    ===読んだ動機===
    傍にいてくれる人が心地いい時間と思ってくれるような話し方(声の出し方、テンポ、内容)を身に着けて実践し続けたいため。おはようを素敵な声で言えるようになるため。

    ===どの部分を読んだか(理由)・どれくらいで読めたか===
    3章以外
    P68まで1h。残り酒飲んだりチャットしたりしながらゆるゆる読んで100min。
    メモ1.5h

    ===どんな読み方がよいか===
    平易な本なのでサラーっと。ちなみに「本書の特徴はどこから読んでどこから始めてもよいこと」(P37)
    一応、前から順に読んだけど、軽く読むなら、最後に各節のコツのまとめページがあるので、コツ番号から各ページを見るのでもいいかも。
    ちなみに途中で前述のようにって書いていて、何ページと書いていないことが何度かあったので、コンテキストも理解して読みたいなら前から読むの推奨。

    ===感想===
    読みやすい。次の内容がよかった。
    ・自分がなりたい声のロールモデルを決めて真似して録音して反省しよう
    ・音の高さとスピードを調整しよう
    ・カウント腹筋と滑舌トレーニング。
    ・話しながら自分の声や言葉を確認することを心掛けるとかまずにいられる。自分も聞き手のひとりとして、話しながら聴く意識を持つ。
    ・相槌はあえて声を出さずに黙ってうなずく

    3章の毎日5分の朗読については声を売りにしていない社会人には荷が重いように思って端から戦意喪失w→20210523ちょっとやってみようかと
    筆者は小泉進次郎氏のスピーチを推していたけど、セクシーに取り組む話が忘れられなくてしっくりこなかった(いい加減もう忘れてあげようとは思っているのだけど)。

    20210523-20210622までほぼ毎日P57-65の滑舌トレーニングとカウント腹筋をした。やらないと少し声が出づらい気がした日もあった。ただ声がよくなったかどうかは不明。もう1冊の1分間声トレを試したくなったので一旦中断と思ったけど、1分間声トレと組み合わせることにした。

    ===興味深かったポイント/メモ===
    ■前段
    P4 2020東京五輪のプレゼン指導者マーティン・ニューマン(英国王室御用達。もとはスピーチライター)「完璧なスピーチを書いても、デリバリーがまずければ、結果は散々。内容がひどいスピーチでもデリバリーで賞賛されたりする。デリバリーが人に与えるインパクト(パーソナルインパクト)は、それ以外のインパクトとよりよっぽど大きいことに気づかされた。」
    P23 魚住式メソッドで扱う3本柱
    ・声(場面に合わせた高低 P34「声=洋服」と考え、場面ごとに使い分ける)
    ・話し方(音の高さ&スピード、抑揚の付け方)
    ・会話のコツ(コミュニケーションにフォーカスした上手な会話のコツ)
    P24 話す内容ではなく声と表現方法に特化。
    P37 いい声を出すのに必要な3つのこと
    ①肺にたっぷりと空気を入れる(=たっぷりと吐き出す)
    ②(口をきちんと開けるなどで)きちんと共鳴させる
    ③(舌や顔の筋肉を巧みに動かすことで)活舌よく言葉を発する

    P39 腹式呼吸はいい声を出すために欠かせない要素
    P46 複式呼吸の練習は寝っ転がっている状態から始めると簡単(生活に組み込むと習慣化しやすい。★寝起きとかいいかも)。
    P48-49 腹式呼吸で話せば、喉が枯れない、緊張解ける、体幹が安定するため落ち着いて見える
    P51-55 共鳴のトレーニング(☆録音しないとどんな声が出てるか不明なのと指を添えながらリアルタイムで確認できないので用途がない。ただ着想は面白い)
    ┣鼻先に指を添えて自分の「一番聞き取りやすい声」を見つける(会議向け)
    ┣のどに指を添えて自分の「一番低いいい声」を見つける(少人数で大事な話、秘密話向け)
    ┗手のひらを頭に添えて自分の「一番高いいい声」を見つける(100人以上の観客の前で注目を集める、聴く側の精神を昂らせる、スポーツ観戦向け)
    P56-62 滑舌トレーニング。★何かしながらやるのいいかも
    P64 カウント腹筋。1-10まで数えながら、各数字で息を思い切り吐く、を3セット。 ★これめっちゃいい!
    P68 声のロールモデルを設定する。目標を具体化する。
    ★私は榮倉奈々さん好き。好きな声優さんとかも考えたけど日常使いだとそうなった。
    P70 話すことは「口からエネルギーを放出して、人に届けること」
    P72 スピーチは次でうまくいく:はじめは高い声で注目を集める。中は低くゆっくり話し、最後に高くまたハイテンションで締める。
    P73 電話はいつもより低めの声で話すと相手が疲れない。口角を上げることで低い声でも暗くならないようにする。
    P78-80 声の高さとスピードごとの印象
    ・「高い×ゆっくり」:おおらかな印象
    ・「高い×速い」:元気で明るい印象
    ・「低い×ゆっくり」:落ち着いた印象
    ・「低い×速く」:仕事ができる印象

    現状「低い×速い」だけど「高い×速い」になりたければ高さだけ直せばいい。
    その際ロールモデルのマネをする。

    マネをするポイント2つ:
    ①ロールモデルの会話やスピーチや、マネをしている自分の声の録音を何度も聴いて、再現できているか確認。癖や間の取り方などメモする。
    ②ロールモデルの話し言葉を書き出して原稿として読む。句読点も含めて一字一句を書き出す。スピーチがうまい人は3分で900-1000文字。5秒に1回位「。」
    ★書き出しはきついな。Youtubeの字幕を掃きだしたい。

    P86-90 早口を直す方法(②が最適と書いてある)
    ①ひとつひとつの音を確認しながら話す ②朗読
    話しながら自分の声や言葉を確認することを心掛けるとかまずにいられる。
    自分も聞き手のひとりとして、話しながら聴く意識を持つ。
    P133 相槌はあえて声を出さずに黙ってうなずく。こちらの声を差し込まず(相手の話をさえぎらず)、邪魔をしないのがポイント。
    P160-170 感情はシンクロする。
    ・叱るときは低くゆっくり。
    ・断わるときはきっぱり明るく。「いまは断るけど、それも将来に向けて前向きな決断である」ことを声と話し方でアピールする。
    ・残念な報告は低く早く。最初に端的に結論を伝える。言い訳から始めがちだけど、それは印象悪化する。内容を事前に整理しておき、手際よく詳細や根拠、今後の見通しなどを説明。テンポよく
    ・謝るときは穏やかな口調でゆっくり。頭の中でフレーズを用意しておく。
    P170-175 2種類の緊張:本番直前に後者を極限まで高める
    ・「マイナスの緊張」:失敗したらどうしようなど
    ・「プラスの緊張」:成功に向かっての高揚感、これからのパフォーマンスに対しての征服感。本番が始まれば腹式呼吸で緊張を解く。
    P177 スピーチの途中で頭が真っ白になったら、素直に白状して笑いを取る
    P187 話をするときの飲み物は水がオススメ。コーヒーや茶よりいい声が出る。
    P193 強調したいところを高く大きくゆっくり話す

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.05.06

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。