【感想】門司・下関 逃亡海峡(十津川警部シリーズ)

西村京太郎 / 集英社文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • おじまゆうや

    おじまゆうや

    ○逃げるカップルと追う十津川。自供したのに犯人ではない!?
    大学講師の篠塚は教え子のアン・ミカと恋におち、奥さんがいるのに浮気をしていた。
    奥さんは逆上したと思ったら、家から火が上がってしまう。
    そして死亡した奥さんからはなぜか睡眠薬が検出されてしまい、篠塚が疑われることになってしまう。葬儀中にアン・ミカと一緒に逃げ出した篠塚は、警察の裏をかきながらなんとか逃げようとするが・・・

    トラベルミステリーの巨匠・十津川がこの物語で使った逃亡トリックは、トリックというほど大胆なものではなかったものの、新幹線や飛行機ではない移動手段で、常套ルートで移動しないあたりが憎い。
    また、空港からではなく港から脱出しようとするところも憎く、結局警察にはられてしまい脱出はできないのだが、何とか韓国人の力を借りて脱出しようとするところは、うまく合い方にアン・ミカを持ってきたな、という感じ。
    篠塚がアン・ミカを愛しているということもよくわかる場面が何度かあるものの、最終的に犯人が篠塚なのか、奥さんの自作自演なのかは結論としてつけられないところがもどかしい。
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    投稿日:2016.02.08

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