リンジー・フェイ, 野口百合子 / 東京創元社 (2件のレビュー)
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wordworm
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ第二弾。 前作がかなり衝撃的だったので、なかなか次作に手を出せなかったのだけど、読んで良かった。 前作では真摯な性格が伴う傷つきやすさが目立ったティムだったけど、新しい、苦しい経験を重ねるたびに、その芯にあるものをゆがめることなく強くなっていく、その過程。 昨日より今日が、前を向く視線の曇りがなくなっていくことが、しみじみと嬉しかった。 それにしても、やっぱりヴァルはかっこいい…!
投稿日:2018.04.21
sana
「ニューヨーク最初の警官」の第2弾。 「ゴッサムの神々」の続編です。 1作目の勢いと熱気は健在。 ティム・ワイルドは、小柄ながら頭の切れる元バーテンダー。 兄のヴァルは大柄で町の顔役的な男。創設され…たばかりの警察の分署長となっています。 そのヴァルに強引に警察に入れられ、腕を証明したティムは、殺人事件捜査を期待される立場となっています。 1846年の真冬。 黒人奴隷問題で、アメリカは南北に意見が割れていました。 解放された黒人は北部では自由だが、逃亡奴隷は南部に引き渡すことになっています。 黒人の血を引く美しい女性ルーシーが訴えにやって来ます。悪辣な奴隷捕獲人に家族をさらわれたと‥ 兄の家にルーシーを匿ったのですが‥?! 多感なティムが、大きな陰謀や悪意に立ち向かいます。 孤立しているかのようだった警察でも、しだいに認められていくのが嬉しい。 前作で遠いロンドンに渡ったままの初恋の娘マーシーも、微妙に揺れる様子を伝えてきます。 売春宿の主人で心がない女・シルキーも、あざやかな印象。 何といっても、葛藤のある兄と弟の、実は互いに命をかけて守るという間柄が熱っぽい。 濃い空気感ある時代の雰囲気が独特で、読ませてくれます☆続きを読む
投稿日:2016.01.25
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