世界のなかの日清韓関係史 交隣と属国、自主と独立

岡本隆司 / 講談社選書メチエ
(5件のレビュー)

総合評価:

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  • 日清韓に加え英露

    この本は
    16~20世紀の極東の情勢が理解出来、現代へと繋がっていることを実感出来ます。
    日本には優秀なリーダーが居たこと。
    旧態依然とした制度の朝鮮。
    列強の極東進出の中、綱渡りをしながらでも今日の平和と安定に礎を作ってくれた我が国のリーダーに感謝です。続きを読む

    投稿日:2017.04.18

ブクログレビュー

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  • jiyun

    jiyun

    32頁:首鼠兩端の朝鮮
    ・『新明解四字熟語辞典』:ぐずぐずして、どちらか一方に決めかねているたとえ。また、形勢をうかがい、心を決めかねているたとえ。日和見ひよりみ。穴から首だけ出したねずみが外をうかがって、両側をきょろきょろ見回している意から。▽「首鼠」は「首施しゅし」に同じで、躊躇ちゅうちょするさまともいう。「両端」はふた心の意。
    ・形容躊躇不決,瞻前顧後的樣子。猶豫不決、動搖不定貌。/首鼠: 鼠性多疑, 出洞时一进一退, 不能自决; 两端: 拿不定主意。 在两者之间犹豫不决〔「左」を脱する?〕右动摇不定。 /『史記』注:首鼠,一前一卻也。/首鼠:遲疑、躊躇。《三國志.卷六四.吳書.諸葛恪傳》:「緩則首鼠,急則狼顧。」也作「首施」。《後漢書.卷一六.鄧禹傳》:「雖首施兩端,漢亦時收其用。」
    ・韓国辞典:どっちつかずに両方に足をかける。/(穴から頭を出して左右を見まわす鼠のように)どうしていいのかわからず,途方に暮れて決められない。
    『朝鮮王朝實錄』に22回出てくるらしい。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.16

  • Hideyasu

    Hideyasu

    東アジアの国際政治を朝鮮半島を中心とした視点で解説した本。冒頭は16世紀の明朝との朝貢に基づく宗属関係の解説。従来は「夷狄」であった北方民族による清朝が成立したあとの清との関係を詳述。さらにロシアの南下、日本の大陸進出により、清・ロ・日のせめぎ合いの中心には常に朝鮮半島があったことが書かれている。また、周囲の大国のパワーバランスの中で、朝鮮の国内政治は、それら諸外国のシンパごとに分断された状態であることが常態化していることも。カタチを変えてはいるが、東アジアの国際関係において朝鮮は常に緊張の源泉であるのは今も一緒。勉強になる本だった。続きを読む

    投稿日:2014.09.04

  • mokunokami

    mokunokami

     書題は「日清韓関係史」だが、実質的には16世紀から20世紀初頭までの朝鮮国の対外交渉史。特に19世紀後半の「属国自主」路線をめぐる清朝間のせめぎあいに紙幅を割く。

    投稿日:2012.07.25

  • yama40

    yama40

    朝鮮と清朝の関係は陸続きで国境を接しているだけに微妙である。隣国とはいえ我が国と両国との関係とは大差がある。

     朝鮮王朝が清朝に対していかに苦労したかが見えるようにわかった。「属国自主」を掲げ、朝鮮は清に対して儀礼的朝貢はする「属国」であるが、政治的には「自主」であることを貫こうとする。それに対し清は徐々に干渉を強めていく。そしてそこに日本が介入しなければならなくなっていく。

     教科書では教えてくれない、日清戦争へ向かう経緯などがよくわかり、近代の日清韓関係を知るのにとても良い著作だと思った。また、この手の著作は偏向する傾向があるらしいが、本著は大変中立的立場で書かれていると思われた。
    続きを読む

    投稿日:2012.07.01

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